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ボーダレスに生きるための場づくり®

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わたしたちの内側には、自分で選んだわけではないのに「こういうもの」と決めつけてしまっている考え=常識や社会通念がたくさんあります。そういう借りものの考え方・生き方に風穴を開け、自… もっと読む
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#ファシリテーション

「地域課題」に惑わされない──周囲の理解や応援がなくても、場をつくれる?

唐突ですが、あなたが場をつくるとして、その場は、周囲の人々の応援を得られると思いますか? >>> メルマガの無料購読はこちら <<< 「地域の課題解決」という行政用語行政の人と仕事をしていると、「地域の課題解決」という文脈で、様々な活動がとらえられていることが分かります。「必要としている人がいるから、その活動がある」ということですが、この考えの筋道に、疑問を感じることもあります。 「地域の課題」なんて、簡単にみつかりませんし、みつかっても、なかなか解決しません。 (大抵

場づくりをしていて「コスプレ感」を感じたら…

僕は、滅多にスーツを着ませんし、ネクタイも締めません。こだわりがあるわけではなく、機会がほとんどないからです。 そのため、僕がネクタイをするのは、葬儀の喪服が定番です…。 お通夜やお葬式に行くとき、少し早めに準備を済ませて、喪服を着て、ネクタイも締めて、まだ出発までに時間がある。自宅のキッチンで、所在なく時間をつぶしている──。 そんなとき、僕はなんとも言えない「ある感覚」を覚えます。まるでこっそりと女装をしているような、不思議な感覚です。 僕はこの感覚を、「コスプレ