「どこでもドア」の世界
こんにちは。文系大学3年生の長田と申します。
最近はすっかり冷え込み、寝る時もつま先がつめたくて寝付きにくい日々が続いています…
寒い季節、外出なしで自宅にいながら仕事ができることはとても嬉しいですが、今回は在宅ワークと五感に着目してお話しを進めていきたいと思います。
アニメの中の道具から仮説が生まれた
「どこでもドア」とは、某国民的アニメの物語で出てくる秘密道具です。
ご存知の方が殆どだと思うので、説明は省略させていただきます。
簡単に言うと、ドアを開けるだけで別の場所へ行くことができます。
私の仮説として、このどこでもドアのような経験を、わたしたちは在宅ワークを通して行っているのではないでしょうか?
さて、このどこでもドアと在宅ワークを、五感を通じた共通点・相違点を並べていきたいと思います。(※あたたかく見守ってください!)
どこでもドアで会議スペースを訪れて会議に参加することと、家でオンラインを用いて会議に参加することを想定していきます。
五感の比較
① 【触覚1】開く動作
ドアを開ける動作もパソコンを開ける動作も、縦と横で向きは違いますが動作は共通しています。
ちなみによく在宅ワークは「なかなか集中できない」「切り替えるのが難しい」という意見を耳にしますが、わたしはこの開く動作をプライベートと仕事を切り替えるスイッチとしています!
② 【触覚2】シャーペンと紙を使用する
こちらはどちらも私物で同様のものを使用することが可能です。姿勢や使用している物に大きな違いはありません。
③ 【聴覚】会議内容を聴く・話す
こちらで差が生じるといえば、回線状況や音の質になりますね・・・。
こればかりはまだまだ技術の向上を願うばかりです。(文系大学生のわたしには難しい)
しかし、会議内容や大人数でコンタクトがとれる点では、実際の会議と経験の差はあまりないように感じます。
④ 【味覚】ペットボトルの水の味
こちらはズバリ個人差があるところですが、対面の会議中でも手元に置いてある飲み物を用意するということになります。
すると味覚の面でも、共通することができます。
しかし、せっかく家にいるのでマグカップで節約しろと言われると思いますが、ペットボトルはリサイクルできるので、大目に見ていきましょう!笑
⑤ 【視覚】画面か対面か
これは会議においては、実際とオンラインで唯一大きな差が生じるところのように感じます。
人の顔がたくさん画面上に並ぶというのは、やはり慣れないことが多いでしょう。
しかしこれをメリットと捉えれば、どんな人がどんな内容に反応しているか、普段より一人一人の表情を確認しやすくなります。
⑥ 【嗅覚】無臭or紙の匂い
よほどのことがない限り、嗅覚のほうに大きな差はないと感じます。
このように多少の相違はありますが、共通するところが多く、どこでもドアで得られる経験に非常に近いのではないかと考えます。
さらに近づけるには
私が着目していきたいのは嗅覚です。
みなさんはディズニーシーに2年前に新しくできた「ソアリン」に乗ったことはあるでしょうか?
乗り物に乗って、世界中を旅するアトラクションになります。
ドローンを駆使したかのような高画質の映像や風が当たる演出にかなりリアリティを感じさせられます。
1回目はあまりのリアリティに気づきませんでしたが、2回目にその情景に合わせての香りが出ていることに気づきました。
嗅覚を刺激することで、無意識にさらにその世界に引き込んでいたのです。
嗅覚の力って凄いのです。
街の中で、好きな人の匂いを感じたら、まるで実際に好きな人がそこにいるかのように感じてしまいますよね。
嗅覚はイメージを大きく左右します。
そこで、会社に香りを取り入れ、それを自宅でも使用できたならば、さらに現実と錯覚しやすくなるのではないでしょうか。
まとめ
どこでもドアとオンラインを用いて会議に参加することは、経験の質に差は出てきますが、どこでもドアで得られる経験とそこまで相違がないとするのが私の考えです。
さらに、技術の向上や会社・自分の在宅ワークへの向き合い方で、さらにその差は埋められるように考えます!
みなさまも在宅ワークに慣れ始めた今だからこそ、某国民的アニメの秘密道具が現実に出現したかのようなワクワク感を持って、仕事に取り組んでみませんか?