5つの研究

2000年以降に発表されたチェックしておきたいカイロプラクティックに関する5つの研究(まとめあり)

近年目覚ましい、カイロプラクティックが人の脳に及ぼす影響に関する研究。まだまだ始まったばかりの新しい分野で可能性の域を出ませんが、カイロプラクターとして、カイロプラクティックの可能性・正しい理解が広がってくれるのはとても喜ばしいことです。

カイロプラクターであり、神経生理学者であるDr. Heidi Haavik曰く、「まだまだ私たちは”表面をひっかいている”程度」だそうですが、これからのカイロプラクティックの将来(カイロプラクティックという職業)に関わる素晴らしい研究だと思っています。

*2020年2月7日現在、5つの論文の簡単なまとめをリンクしてあります。自分が理解できる範囲でのシェアになりますが、是非ご参照ください。暖かい目で見てね笑

①頚椎へのマニピュレーションが感覚運動統合を変える、体性感覚誘発電位を用いた研究

Haavik-Taylor H and Murphy B. Cervical spine manipulation alters sensorimotor integration: a somatosensory evoked potential study. Clin Neurophysiol. 2007 Feb;118(2):391-402.

①のまとめはこちらから↓

②対側の四肢マニピュレーションが脳機能に与える影響

Daubeny N, Carrick FR, Melillo RJ and Leisman G. Effects of contralateral extremity manipulation on brain function. Int J Disabil Hum Dev 2010 Nov, 9(4).

②のまとめはこちらから↓

③首の痛みに対するカイロプラクティックマニピュレーション後の脳代謝の変化

Ogura T, Tashiro M, Masud M, Watanuki S, Shibuya K, Yamaguchi K, Itoh M, Fukuda H and Yanai K. Cerebral metabolic changes in men after chiropractic spinal manipulation for neck pain. Altern Ther Health Med. 2011 Nov-Dec;17(6):12-7.

③のまとめはこちらから↓

④脊柱マニピュレーション後のH反射とV波の変化

Niazi IK, Türker KS, Flavel S, Kinget M, Duehr J and Haavik H. Changes in H-reflex and V-waves following spinal manipulation. Exp Brain Res. 2015 Apr;233(4):1165-73.

④のまとめはこちらから↓

⑤機能低下がみられる脊椎関節に対するマニピュレーションが前頭前野における感覚運動統合に与える影響

Lelic D, Niazi IK, Holt K, Jochumsen M, Dremstrup K, Yielder P, Murphy B, Drewes AM and Haavik H. Manipulation of Dysfunctional Spinal Joints Affects Sensorimotor Integration in the Prefrontal Cortex: A Brain Source Localization Study. Neural Plast. 2016 Mar.

⑤のまとめはこちらから↓

近江顕一, DC



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