コーヒー依存症

カフェイン断ちを決意しました。

決意というか、ゆるゆるっと、膝カックンされてそのまま走り出すような程度の勢いではじめてついに二日経ちました(三日坊主まであと一日だァ!)

自分で言うのもなんだけど飲み過ぎ。いつから飲みはじめていつから好きになったのかもわからない。そもそもコーヒー好きなのかな?傍にいることが当たり前で手放せないだけなんじゃないか?

飲むものなければとりあえずコーヒー。カフェに入ったらケーキとコーヒー。ドリンクバーの最初の一杯はとりあえずコーヒーで、いろいろ巡ってまたコーヒー。家でも食後はコーヒー。創作活動のお供もコーヒー。キリッと冷えた氷が黒海に漂うアイスブラックコーヒーが私のお気に入りだ。味はスーパーで買ってくる百円のボトル、とにかくコーヒーであれば良い。

人はこれを依存症と呼ぶ。が、余裕の私はまだ気づかない。

著しく何かが起きたわけではなくて。自分でも異常に感じるくらい飲み過ぎを自覚したのだ。いつもなら自覚しても見て見ぬフリをして足早に意識を閉ざすのだが、二日前はたまたま脳がそこで足を止めてしまった。もしかして、疲れやすさとか、肌の汚さとか、コーヒー飲みすぎてるから?と、これまでコーヒーから与った恩恵も忘れて、加齢による不調を全部コーヒーのせいにしてしまうことを閃いた。そこから怒濤の勢いでカフェイン断ちした偉人のブログなどを読み漁り、彼らがカフェイン断ちによって得られた効能を見て目を輝かせた。なんと、カフェインは精神面にも大きく影響をおよぼす場合があるそうだ。

実はここ一、二年酷いPMSに悩まされている。精神面に影響っていうのは要するに自律神経に作用するということだろう。PMSはホルモンの変調で自律神経が乱れることだから、それさえ整えてしまえばホルモンがどうなろうと知ったことではないと私は考えた(暴論)

カフェインを断つにあたり、一つ注意しなければならないのが「離脱症状」という、カフェインを断ったことによって発生する体の不調である。偉人たちのブログに必ず書かれている項目だ。カフェインは血管を収縮する作用があるので、偏頭痛などには大変有効だが、それをやめると血管が開いて頭痛が発生する。他にも過剰な眠気に襲われたり、吐き気が出たりするとか。

ほお~、それは大変。

私はそれらをしっかりと読み込んだうえで、いきなりコーヒーを一口も飲まない生活に身を投じ、明けて翌朝。


酷い偏頭痛!

朝から吐き気!!

目眩!!!

眠い!!!!


震える手でロキソニンを口に放り込んでいるとき、ああ、自分は立派なカフェイン依存の中毒者で、健康活動を促進するオトナ女子★などでは到底なく、【患者】だったんだなあと事ここに至り自覚し、涙した。

私のように依存症レベルでカフェイン摂取していた人は、いきなりすべてを断つのではなく、一週間くらいかけて徐々に減らしていくのが【当たり前の】やり方だそうです。知ってたよ。知ってたけどいきなり減らしたほうが早く健康を手に入れられると思った。結果早く欲しかった。せっかちだから。

二日目もやはり頭痛が残って調子がよろしくないということで、小さめのコップに「今日はこれで最後」と言い聞かせて一杯だけ飲みました。

するとあら不思議……頭痛、治った。

怖い~~~~。コーヒー一杯で左右される私の運命怖いよ~~~~。

ああ、たった一杯のコーヒー……おいしい、おいしいよ……。好きかどうかわからないなんて言ってごめん。俺、お前と距離置いてわかった。やっぱお前のこと好きだ。けど、またずるずる共依存になるの……よくねーと思うから……(コーヒー側は依存した覚えナシ)

しばらくたった一杯に縋りつきながら、徐々に慣らしていく。私もカフェイン離脱者の偉人の卵として、「急がば回れ」という言葉をここに記しておく。

ああ、明日結果出ろ。そしたらまた飲むから 笑

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