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社会に適合してたってあたしのおめがねに適うかしらね

個人にとって時間の流れの感覚が一定ではないため、その緩急にあわせて行動を選択する必要がある。それが叶わないことに大きなストレスを感じるひとがいる。

あたしがストレスを感じる状況のはなし。
対面で会話すれば、言外の情報から意味を汲み取ることができる。相手にとって心地好い態度をとることができる。
あたしは言外の情報に惑わされて真意を伝え損ねるため、対面での会話が苦手だ。大事なことこそ考え抜いた文章で伝えたい。でも話さなきゃいけない相手は決まってみんな直接話したほうがいいって言うんだ。メールやチャットで済ませることは失礼だって。Twitterでは本音が見えないからって。みんな対面の会話が真実だって決めつけるので、理解されることが……絶句するほど難しい。みんなみんなって言うけどみんなじゃないです。でもあたしのことをわかってるよって押し付けがましいひとこそみんな、あたしの考えをわかってくれないんだ。わからなくていいからわかった気にならないでって人類が人類に何度伝えてきたことか。直接会って話したあたしのほうがTwitterのあたしより心地好いのは、あたしが対面だと空気を読んでぶりっこしちゃってうまくその場をやり過ごしてしまうからだ。これは一部の人にとって都合よく、あたしにとって都合が悪い。文をうつ指こそすべて。せめてあなたたちが、欲しい言葉を限定するような圧力の眼をあたしに向けなければ、あたしはツイートするのと同じ程度には気楽に話せるようになる。圧力の眼……たとえば攻撃や懇願の色がある。そんな眼をしていては二流です。その眼は武器だし、同時にかわいそうな欠陥です。
こんなことわかっていてもやさしくできる軽やかな気分で生きるには、どうすればいいんだろうね。やさしくならなきゃいけないのはあたしだけじゃないって思うのは責任を転嫁してることになる?

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