ニンテンドーSwitch『ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング』を長女に渡してみた

はじめまして、おさしみといいます。
自己紹介は別記事にて。

理系寄り(たぶん)小4女児(長女)にニンテンドーSwitch『ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング』を買い与えて3ヶ月経ったので、その経過を書いてみようと思います。

ニンテンドーSwitch『ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング』って、なに?


昨今小学校の「プログラミング授業」が始まるってことで、やれスラックだとかロボット教室だとか民間の教室はちょっと足元見てるだろ!ってくらいめっちゃ高額で、それって何の役に立つん?(個人の見解です)とおもっていたところに、私が求める要素が詰まっていたのがこのゲームでした。

そもそも小学校の「プログラミング授業」って何すんの?

文科省資料はこちら
『小学校プログラミング教育指導事例集』
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/mext_1375607.html
正直お役所の資料は読みにくくてよくわからんので、必須化の背景は下記のサイトがよくわかります。
https://procurri.jp/backgroud/
つまり「プログラミングの授業」はないんですよね。さらにSEのおさしみからすると、プログラミングって言葉は動詞なんで、最初「コード書かせたり、スラックでもやるの?」と思ってたんです。職場の人とも話してて、言語なんて習得したって意味ないよねって話をしていました。(ちょっと荒っぽい言い方ですが詳細は割愛)
で、指導要領を読んだり、文科省資料みたり、現役小学校教師(複数人・複数自治体)に聞いてみたら「プログラミング教育」って「アルゴリズムの理解(論理的思考の獲得)」じゃん!!ってことに気づきまして……。それなら納得、文科省いい仕事したなでも名前がよくねぇ……(上から目線)と思ったのが去年のことでした。

「アルゴリズムの理解(論理的思考の獲得)」ってなに?

じつは私は文系出身SEで、C言語に大変苦労させられました。(世代がバレる)その後  アセンブラやらJavaやら何やら色々な言語が出てきましたが、「コードが書けること」=「プログラミングができること」と定義した場合、あんまり言語知ってるって付加価値がないんですよね。言葉で言うところの英語とスペイン語とイタリア語くらいの差。
文法さえ知ってればあとはそれぞれの特徴が分かればプログラミングできる(喋れる)んですよ。
だからそのために「論理的思考の獲得」することがIT屋さんとしては重要だと思っていました。
論理的思考について詳しく知りたい方は「論理的思考とは」でググってください。

ニンテンドーSwitch『ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング』って、何ができるの?

前置きが長くなりましたすみません。
「プログラミングの授業」を意識してか、いろんなお稽古がおさしみの目にも止まります。ただ、高い!!一年で十数万単位。そりゃ費用対効果求めますよね。確かに「論理的思考」は獲得できるかも知れませんが、ちょっとおさしみ家の金銭事情的にその額で得られる費用対効果は無理でした。
おさしみは論理的思考を楽しく理解して欲しいけど、自分で教えるのは無理!と思っていたので、
このソフトの説明を読んで濡れ手で粟でした。だって5000円で代わりに教えてくれるんですよ?
もともとものづくりが大好きな長女(自作の段ボールキッチンやいろんなものが子供部屋をうめつくしています)
私が「ゲーム作れるゲーム買ったからやる?」
と聞くと大ハマり。しめしめと思って静観していました。

やっぱりハマった「AND」と「NOT」

ギャングエイジな長女(小4)なので、親が「なにつくってるー?」なんて聞けば隠してしまいます。とりあえずどんなことを学べるのか公式で見て、自力じゃ無理だろうなと思ったのが「AND」と「NOT」の概念。
そして案の定順調に進んでいたクエストが止まり、AND概念のクエストで「ママわかんないー!」とヘルプコール。
都合のいい時ばっかり呼びやがって……と思った気持ちはいったん隠し、ネットへ誘導することにしました。
さすが人気ゲーム。クエスト名で探すとテキストも動画も解説がずらり。
おさしみはインターネット老人界の人間なのでテキスト大好きなのですが、AIネイティブは迷わず動画選択。
つべの解説動画を2、3本一緒に見て、少し補足したら理解してくれました。
NOTは強敵でしたが、自分で検索、動画のわからないところを私に聞いてくるの流れで無事クエストクリア。

結論!買ってよかった

最後のクエストもクリアし、自分で迷路を作ったり、マリオもどきみたいなものを作ったり、実は通り抜けられる壁を仕込んだり……。何本もゲームを作って、お友達に遊んでもらいまた作ってとせがまれて……長女も満更でもないようで、やりたいことからクエストを逆引きしたり、動画を見直したりしてるようです。最小の費用で最大の効果が得られたとおさしみとしては大満足です。
(いやまぁ、もっと深掘りすると、排他的論理和とか論理石の否定とかあるけど、それは専門分野行くときで十分だし……)
このソフトで出てくるのは、論理演算の中の、OR,AND,NOT。
その他に興味ある方はこちらをどうぞ。
(理系の人には懐かしく、文系の人には頭が痛い系の理論です


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