OW2 - 意識したら勝率が上がるかもしれないサポートの行動
おつかれさまです。
おさしみです。
あいも変わらず釣りタイトル的です。
今回はランクの高くないサポートの人のプレイを見ていて思ったことについて書きます。
これ、やっとらんな
これについて書いていきます。
つまり、やったら強いのにやってない行動を何個か見つけて書いていきます。
tips 的な記事になりますよ。
いってみよー。
ダメージを出す
以前の記事で書きましたが、サポートの仕事の一つにダメージを出すということがあります。
敵を倒したり、瀕死にすれば敵がダメージを出せなくなるので、結果としてヒールが不要になる、という話でした。
一応宣伝のために記事をば。
今回言いたいのは、なんでもいいから撃ってくれということ。
とくに、
バティスト・ルシオ・ゼニヤッタ・イラリー
の方々。
これらのヒーローは基本的に攻撃をしていてもヒールに影響を及ぼさないです。
逆に言えば、何をしていてもヒール量に限界があるので、ダメージを出す出さないで差が出てくるということ。
「で、でもエイムがないので・・・」
という方、大丈夫です。
体の大きいタンクでもいいですし、シールドでもかまいません。
なんなら、弾をばらまくだけでも大丈夫。
先述の通り、何をしていてもヒール量に大きな変化はないため、ダメージ出し得、撃ち得です。
シールドが一秒でも早く割れれば敵のタンクはきついですし、わずかでもダメージを受ければチリツモで致命傷に。
サポートのウルトのチャージも加速するので本当に損はありません。
さぁ、レッツ左クリック。
アビリティをバンバン撃つ
無敵・回復阻害・移動速度アップ
サポートのアビリティは強力なものが多いです。
なら使ったほうがいいですよね?でも使わない人もいるんです。
フランカーに絡まれたときのために、いざというときのために。
という考えで残しておくのは必ずしも間違いないですが、脅威のないときにもいつまでも大事にポケットに仕舞っておくのはもったいないですね。
バティストのリジェネ・バーストで考えてみましょう。
クールタイム 15 秒で瞬間回復 40 or 80、継続回復 40 の回復アビリティですね。
さて、ここでリジェネ・バーストをとりあえず打ちまくってみましょう。
クールタイム 15 秒のため 1 分間で 4 回分撃てますね。体力が半分以上だと仮定します。
( 40 heal + 40 heal ) x 4 times = 320 heal
1 マッチ 10 分が平均と考えると、一切撃たなかった場合と比べてもヒール量に 3200 もの差が出ます。
当然、味方が近くにいればいるほど効果は上がるので、
二人なら 6400 heal、三人なら 9600 heal と差がついていきます。
一切撃たなかった、という例はないにしろ例えば積極的に使わずに頻度が半分くらいになったとしても 1600, 3200, 4800 と差が付きます。
ゲーム内でこれくらいのダメージ量、ヒール量の差をみると「あぁ・・・」と思いますよね。
ここではヒール量で比べましたが、影響力のあるアビリティを積極的に使うことは、数字では出ないくらいのアドバンテージをもたらします。
当然、自衛のために残しておく、というのも重要ですが大事にしすぎている人も散見されます。
自分のプレイを見返して使っても良さそうなシーンを探してみてはいかがでしょうか?
味方の DPS を利用する
サポートの自分より前にいるタンクはアンテナと壁の役割を果たしてくれますよね。
敵の動きを捉えて味方に情報をもたらし、攻撃やヘイトを吸ってくれます。
これが基本的にタンクに求めている仕事の一つですよね?
これによってサポートは敵の動きに対する自分のポジショニングをきめ、タンクを盾にして安全に動きます。
裏を返せば、タンクがダウンするとサポートが危険にさらされます。タンクを生かしておくことで自分が自分が生きながらえます。
ここまでは理解している人はいます。してない人はここでしてください。しましたね?よし。
なら、それを DPS でも同じことをしていますか?
というのがここでの話。
DPS とタンクの決定的な違いはなんでしょう?
正直あまりないんですよね。
サポートと DPS、タンクに違いは大きくあっても、タンクと DPS に大きな差はありません。
耐久力以外の差はないと言っても過言ではありません。
じゃあ、DPS をタンクとして扱ってもいいわけです。
実際、DPS が死ぬことでサポートが危険にさらされるシチュエーションは多々あります。
ウィドウに絡んでいるゲンジがダウンすることでウィドウが活き活きする。
高台でのソルジャー 1vs1 に敵側が勝ち、高台からフリーで撃ち降ろされる。トレーサーを睨んでいたキャスディがダウンすることで、トレーサーの次なるターゲットにされる。
などなど。
ありますよね?今まで何度も経験していると思います。
誰がどこでどのようにアンテナとして作用しているかを理解し、それを生かすことでどのように安全が保証されているかを考えてください。
難しく言いましたが「誰が死ぬと自分が危ないか」を常に考えてください。
タンクだけが敵の脅威を吸収しているわけではない、ということを理解してください。
というお話でした。
味方の配置を気にする
敵に裏取りをされて死んだ!
敵がズカズカ歩いてきて死んだ!
ランクの高くないサポートの方がよく死ぬパターンです。
なぜでしょう?
それは先の話の通り、タンク、DPS を利用していないからです。
味方のことを考えて「こいつ、アンテナしてないな」と気づけていないからです。
味方がマップ右側に寄っていればマップ左側は穴になります。
そこを通過して脅威が直接自分に飛び込んでくる可能性があります。当然ですよね?
サッカーだって敵が左サイドに寄っていれば右サイドから突破します。
野球だって敵が一塁線に並んでいるときに三塁線側に打てればランニングホームランです。
味方の配置を考えて、どちらから敵が襲撃してくる可能性があるかを推測します。そして自分の立ち位置と行動指針を決定してください。
チームが右によっているときに取れる行動は何でしょう?
自分も右側に寄っていく
自分が左側のアンテナになりに行く
チームメイトが自分を中心に左右に広がるようにリポジションする
どれも間違いではないでしょう。
間違いなのは、状況の変化に気づかずに常に同じ動きをして死にゆくことです。
殺意
殺意が足りていません。
か弱いサポートは味方が守ってくれる、と思っていませんか?
マーシーやルシオ、モイラを選びがちな人に多いですが、逃げ腰なサポートは基本的によくないです。
逃げ回っていれば敵がどこかへいく、なんて思っていませんか?
間違いではないですが、それには理由があります。
味方が敵を撃ってくれているからです。
撃たれて命の危険を感じるからこそ逃げていくのです。
なら、自分で追ってくる敵をぶん殴ればびびって帰っていきますよね。
前述のマーシーの戦闘力は微々たるものなので、推奨しませんが他のサポートたちは DPS 程度の耐久力であれば殴り勝てるだけのポテンシャルを持っています。
びびらず殴りましょう。
走り回って逃げているだけでは敵は簡単には帰ってくれません。
ライオンに襲われた草食動物はワンチャンスの後ろ蹴りで撃退を試みます。それと同じ。
草食動物だって走って逃げるだけじゃ駄目だとわかっています。
人類よ、立ち上がれ。
倒してやるぞ、という意志があることで、敵も警戒して動くようになります。
遮蔽物やアビリティを使ってあなたの殺意を見せることができれば、敵は早々に退散します。
なんなら、仕掛けられる前に仕掛けてやって泣きを見させてやる、というのも非常に有効です。
結果としてあなたはデッドするよりも素早く、味方のヒール作業に戻ることができ、チームに長い時間貢献することができます。
敵に背を向けながら味方タンクを必死にヒールして断末魔をあげる、そんな弱気なあなたとはもうさよならです。
おわりに
さて、比較的かんたんに意識できそうなサポートの動き改善案を並べてみましたがいかがでしょうか?
自分に足りないな、と思うものがあれば是非取り入れていただければとおもいます。
上位のサポートはこれらを感覚的に理解、あるいはプレイの中での気づきを当たり前のものに落とし込んでプレイしています。
サポートがあまり得意でない方たちが、上位のプレイヤーの動画をみて
「死なない立ち回り」
「敵を攻撃している」
と感じるのは上位のプレイヤーが以上のことを無意識的にできているからです。
瞬間瞬間で攻撃対象を考えたり、自分単体で立ち位置を考えたりしているわけではなく、染み付いた上記の効率的な考え方、判断方法を実践した結果が見えているだけだと思います。
一朝一夕の技術ではないですが、身につけることで確実にレベルアップに繋がると思いますので、是非お試しください。
以上、お付き合いいただきありがとうございました。
ではでは。
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