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OW2 - 初心者向け タンクの大事なこと 3 つ

おつかれさまです。
おさしみです。

OW2 の中でもタンクというロールはかなり癖のあるロールだと思っています。
ヒーローごとに仕事の仕方が異なりますし、ダメージやヒールなどのように仕事してる感を感じにくい瞬間も多いですよね。
試合を大きく動かせるロールでありますし、タンクの実力差はゲームの進行にも大きな影響を与えます。
それ故に、責任や重圧を感じてしまって、敬遠、毛嫌いしてしまう人も多いと思います。

しかし!
前述の通り、試合を大きく動かせるというのは裏を返せば自分次第でチームの勝敗が傾く可能性があるということ。
また、強力なアビリティや耐久力を使って敵を蹂躙していく爽快感もあります。
ほら、タンクがしたくなってきた。

というわけで、
タンクはおもしろそうだけど、難しくもありそう。
タンクは苦手。
タンクやったことないよ。
という方たちに向けて最低限これを覚えれば一人前だ。ということを 3 つ挙げてみました。
しょうもないネット記事のタイトルみたいになってしまって恐縮ですが、ちゃんとわかりやすく、身になる記事になるように頑張りますのでお付き合いお願い致します。

いくぞ!


その 1 - 立ち位置はここ!

タンクって何処に立てばいいの!?
わかります。
でも至極単純。守るべきことは 3 つ。

  1. 味方サポートの射線が通るところ

  2. オブジェクトや敵に関与できるところ

  3. 遮蔽物のすぐ側

はい、これだけです。

タンクの耐久力を持ってしても体力は有限です。
味方のサポートからヒールをもらいながら戦うことが基本です。
そのために、できるだけ味方のサポートのヒールがもらえる位置を意識しながら戦いましょう。

そして、タンクの仕事は敵のオブジェクトの進行を防ぐ、逆にオブジェクトの進行を進めることです。
なら、オブジェクトに関与できるところにいないとだめですよね?
かなり直感的な部分です。
また、敵を倒すこともオブジェクトに絡む一つの手段です。
人数有利を生み出せればオブジェクトの支配権を得られるのは言うまでもないですよね。
ヒーローによってできることが変わって難しいところですが、逆に覚えるのはそこだけですね。

最後に遮蔽物のすぐそば。
これは後述のその 2 に関わりますが、当然大事。
FPS の基礎とも言えますね。
遮蔽物があれば押すも引くも楽になります。
敵の攻撃を防ぐことができる無敵の壁の近くが強いのはいうまでもありませんよね。

さて、ここまでの内容を踏まえていくつか例示画像をホイ。

麗江タワーのエリア獲得後

まずは麗江タワー。
青く薄く塗ったところが遮蔽物。
そして味方のアナとの青線で射線が通っていることを表しています。
これで条件の 1, 3 はクリア。
そして、言わずもがなここで戦うことでエリアをキャプチャされることはないですね。よって 2 もクリア。
さらにさらに、ここで戦うことでエリアに侵入してきた敵はもれなくラインハルトのハンマーの射程圏内。
ハルトを倒さずしてエリアの中に侵入することはできないですね。

キングス・ロウ攻め

もういっちょ、ハイブリッド・エスコートでも考えてみましょう。
ハイブリッド・エスコートルールではペイロードを遮蔽に使うことができます。青く塗ってありますね。
そして当然アナの射線も通ります。
さらに、攻めでも守りでもペイロードを盾にすることでオブジェクトの進行に絡むことができます。
完璧だ。
1~3 の要件を満たしていると言えますね。
逆にペイロードの前に行ってしまうと、遮蔽はなくなる上に味方のサポートの射線も切れてしまいます。
困ったことになるのでやっちゃだめですね。

という感じ。思ったより簡単に思えませんか?
マッチの最中にこれらの条件を満たすポイントを常に考え、ポイントからポイントへ移るように戦っていけるといい感じになると思います。
1, 2 を大前提に、次点で 3 を満たす場所を考えていきましょう。

その 2 - サイクル!だ!

いや、サイクルてなんのこっちゃと。
説明しますので任せてください。
タンクが戦うために意識するサイクルがございます。
珍しく図を持ってきたのでドン。

いやこれ、サイクルとは言わんね

作ってみてわかったのがわかりづらい。
なんのこっちゃとなってるの思うので説明しますよ。

これはどうやって敵の攻撃を受けるのか、という図になります。
タンクという以上、敵の攻撃を受けるのが仕事になるわけで、それをどうやんのさという図になります。

まずは基本の体力。
400 以上あるヘルスやアーマーを使って敵の攻撃をその身で受けます。
基本ですね。
当然、サポートのヒールもこの間入りますので、かなりのダメージをうけることができます。

そして、体力が減ったときにはアビリティを使います。
ラインハルトの盾がわかりやすいですね。
ザリアのバリアやオリーサのフォーティファイやジャベリンスピン、D.va のディフェンスマトリックスなどなど。
タンクには何かしら身を守るためのアビリティがあるので、それらを使って身を守ります
この間にも当然、サポートからヒールをもらえるので体力が回復します。

アビリティで身を守っているうちにヒールによって体力が回復するため再びライフで受ける!フェーズに入ります。
体力で受けるフェーズとアビリティで凌ぐフェーズを繰り返して耐久します。
しかし、当然ながら体力もない、スキルもクールタイム中、という瞬間が必ず訪れます。そのときにどうするか。
これが「遮蔽」のフェーズ。

遮蔽に隠れて体力の回復とアビリティのクールタイム解消を待ちます。
ただ、それだけ。待ちの時間。
だけどこれが本当に大事。

ここで先のその 1 の話が大事になってくるわけですね。
味方のヒールをもらえる位置で、しかも遮蔽がすぐそばにある位置。
それはこのサイクル?を確実に回して耐久力を上げるために必要なのです。

体力があるのに意味もなく防御アビリティを使ったり、遮蔽を使えない位置で戦ったりするとどうなるでしょう?
このサイクルの回転率が下がったり、途切れてしまったりして耐久力が下がってしまいます。
先述の通り、遮蔽の時間は「待ち」の時間です。つまりは敵に与える影響力の小さい、弱い時間です。
この時間をできるだけ減らせるよう、右の「体力」「アビリティ」のサイクルの時間を伸ばすということもタンクの腕の見せどころになりますね。

すごいフローチャートだ

このぺらっぺらのフローチャートだけでも覚えて帰ってください。

そして、このフローチャートを使えるように、自分の体力やアビリティの状態を戦闘中でもチェックできるように心がけてください。

その 3 - こいつはこれが強い!

冒頭で述べた通り、タンクのヒーローは個性が強く、ヒーローによって動きが大きく異なります。
とはいえ、大きくは分類できるのでヒーローごとに意識したい強い動きをざっくり覚えてみましょう。

しょうこりもなく分かりづらい図をつくったのでどうぞ


こんな個性の塊みたいな奴らを分類しろという方が難しいのですが、無理矢理グルーピングしてみました。
グルーピングというか、座標に落とし込んでみたというか。
これもかなり首かしげながらやってるので正確ではないのですが。イメージイメージ。

  • 近距離持久型

  • 高機動突撃型

  • 超弾幕制圧型

この系統になります。
順番に解説するよ!

近距離持久型

もうもはやラインハルトのためにつけたような名前ですが文字通り。
近距離の火力と圧倒的な持久力を持ったヒーローです。
射程が短い代わりに授かった耐久力を使って、敵との距離をぐいぐいと詰めたり、オブジェクトに関与することで敵のオブジェクト関与を促したりすることができます。
自分たちの空間を堅守することに長けており、狭い通路やエリアなどに鎮座することで敵の進行を防ぎます。

中長距離には無力ですが、オブジェクトに絡まないと行けないという OW2 のルールに着目し、無理矢理敵を自分の射程範囲までおびき寄せることができます。
どうすれば自分の土俵に敵を引きずり込めるか、が肝になるヒーローたちです。

武器に例えるとハンマー!とシールド!盾で身を守りつつ近距離の圧倒的な火力でぶん殴れ!

高機動突撃型

こちらも近距離に特化したヒーローたちが揃っていますが、耐久力の代わりに機動力を手に入れたヒーローたちになります。
高機動力で敵をかき乱し、敵のヘイトを前に後ろに分散させます。
突如飛び込んできては近距離攻撃を仕掛けてきて、倒せそうなときにはさっそうと逃げ帰っていく。
敵からしたら、逃げられるとわかっていても反撃しなくては自分が倒されてしまう。安全な位置取りも彼らの機動力の前では一瞬で危険地帯に。攻撃のために射線を広げて味方から孤立するにもリスクが生まれ、奇襲に対応するためのアビリティ温存を共用させられます。
存在がもう強い。

一方で、耐久力を得られなかった彼らは、オブジェクトに関与するのがやや難しいです。機動力を活かして敵を倒したり、追い払ったりすることがオブジェクト確保に必要になります。
脆い耐久力をカバーし、高機動を活かすためにメリハリの付いた攻撃と攻撃対象選択が肝となります。
敵に飛び込み、ダメージを与え、生きて帰る。単純なようでそのギリギリのラインを見極めることが手腕のみせどころです。

武器に例えると剣と馬!さっそうと敵陣に切り込み敵を蹴散らそう!

超弾幕制圧型

全部漢字 6 文字にしたかったので「超」ってつけましたが、弾幕です。

タンクの中では珍しい、中距離戦を得意とするヒーローたちで、弾幕をはって敵の攻撃を許さないことで耐久をします。
苛烈な攻撃をしかけ、敵の攻撃時間を減らすという「攻撃こそ最大の防御」を体現しているのが彼らです。敵の攻撃を受け止めながら自分も攻撃し、タンクならではの体力の多さでダメージレースに勝つ実は脳筋属性。
中長距離から小細工をしてくる小物はきつい弾幕で黙らせ、自分とチームメイトの道、空間を作り出しましょう。

タンクの性として近距離戦、長距離戦は苦手と得意距離がはっきりしており、いかに自分の得意な中距離戦の時間を伸ばし影響力を出すかが大事になります。
そもそも接近を許さない、接近される前に痛めつける、というやはり脳筋なプランで自分の強い状況を作り出しましょう。

武器でいうと槍!レンジ差を押し付けて敵に反撃を許さず制圧しろ!

いろんなタンクたち

と、謎なテンションでヒーローをグルーピングして強みを書いてみました。
これでなんとなくのプレイイメージを掴んでください。
槍だの馬だの言ってますが、銃ぶっぱなしてますし、爆弾・ロケットがとびかってますしビーム出るし、なんなら馬自体が槍持って戦ってますし、参考にはならないですね。はい。

当然、前述のその 1、その 2 はどのヒーローを使っていて大事になりますので、それに加えて各ヒーローの動きを作っていってくださいね。

あくまでイメージであり、やればやるほどにタンクたちのできること、できないことがはっきりわかってくると思います。
その際には自分なりの解釈を加えてプレイをしていってください。
尖った性能をどう扱っていくか、という開拓がタンクの楽しさにつながると思います。

まとめ

さて!タンクの使い方をまとめてきましたがいかがでしたでしょうか。
わかったような、わからないような、でも構いません。
まずは恐れずマッチに入っていきましょう。
そして、今自分ができることできないことを感じてみてください。そして、できるように少しずつ練習していきましょう。

メンタルケア

味方に心無い言葉を言われるかも知れません。それに関してはどうしようもないです。ごめんなさい。暴言厨の言葉は無視。なんならチャットミュートです。
OW2 のチャットの殆どは無意味です。テキストチャットミュートしてもグラマスにはいけます。

タンクのおかげで貴様が戦えているのだぞ。
タンク抜きに勝利など有り得ぬぞ。
と心の中で窘めておきましょう。

それか、暴言厨のうち 9 8 割近いプレイヤーが私よりも弱いと思うので、「めっちゃ上手い人の言った通り練習して、お前ら黙らせてやるからな」と思ってください。
自分は殺意を糧に上達しました。

おしまい

と、いうわけであまり身にならないことも書いてしまいましたが、初心者向けのタンク講座、講座?タンクで大事なこと説明会、お開きとなります。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
少しでも多くのタンクプレイヤーの方、タンクに興味のある方の助けに慣れれば幸いです。

それでは、おつかれさまでした。


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