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OW2 - メリハリをつけて戦おう

お疲れ様です。
おさしみです。

今回は OW2 におけるメリハリについて書こうと思います。
だらだら戦ったり、なんとなーく同じことしてる、みたいなことありませんか?
OW2 において中途半端なプレイは基本的に悪手になります。

攻め!守り!
静!動!
きりかえをきびきびして楽しい OW をしましょう

こちらの内容をもう少し噛み砕いてみた感じの内容です。

今回は 4,000 字弱の記事になります。

メリハリが大事な理由

まずはなぜ OW2 においてメリハリが重要なのか考えていきましょう。

アビリティとメリハリ

御存知の通り OW にはアビリティが存在します。漏れなくすべてのヒーローがいくつかのアビリティを持っており、おじさんダッシュを除いたすべてのアビリティにはクールタイムが存在します。

アビリティは非常に強力で、その有無に寄ってその場その場の有利不利や盤面への影響力が変わってくる、というのはこれまでの記事でも何度も説明してきました。

それらがないときに無理に戦おうというのは、なかなかに苦しい話だというのはおわかりいただけますよね。

アビリティがあるときは頑張る。
アビリティがないときはゆっくりのんびり。

いつもアビリティあれば元気にバリバリオラオラ戦えるんですけどね。

体力とメリハリ

御存知の通り OW には体力が存在します。もれなくすべてのヒーローが体力を有しており、それが 0 になったときデスします。です。

デスは何者にも代えがたいくらいの重さを有しているのはこれまでの記事で何度も説明してきました。

それを司る体力が少ないときに無理に戦おうというのは、なかなかに苦しい話だというのはおわかりいただけますよね。

体力があるときは頑張る。
アビリティがないときはまったりしっとり。

いつも体力がフルであれば元気にビシバシメキメキ戦えるんですけどね。

ヘイトとメリハリ

戦っているとある特定のヒーローに執着してしまうことがありますよね。

「ゲンジ瀕死!」というコールが入ったり、数ミリ残った体力バーを見つけたら、追いかけてしばきたくなってしまいますよね。
移動アビリティのなくなったヒーローを目撃したら、移動アビリティのないうちにどつき回したくなりますよね。

これ、敵からしたらヘイトを買っている状況です。
逆の立場だったらどうでしょう?
あなたが執拗に的に狙われている状況。

ヘイトを買っている状況は非常に危険です。
少し甘えれば敵が集中砲火してきて、あっという間に蜂の巣です。

しかし、逆に言えばあなた以外に対する注意力は非常に散漫になっている状態です。
チームメイトはその間頑張れるということですね。

当然、他の人が頑張ればその分そちらにヘイトが向きやすくなるため、他の人にヘイトが移ったら次はあなたが頑張る番です。

あなたにヘイトが向いているときは頑張らない。
あなた以外にヘイトが向いているときは頑張る。

こうすることで、被弾やリスクを最小限に抑えながらチーム全体で火力を出していくことができます。

強い動きをするためのメリハリ

さて、ここからはメリハリのない例とともに強い動きをするためのコツを考えていきましょう。

これまでの内容で思い当たる節もあると思いますが、気づき辛いメリハリ不足の例を取り上げてみますね。

ウィンストン君 - 30 代 - 学者

舞台は皆さん大好き NUMBANI A 攻撃。
攻撃から見て右高台に陣取るロングレンジ達はもはや見慣れた光景ですね。
そこにジャンプして彼奴らを咎めたいのがウィンストンくんです。

敵の位置を確認して右クリックをチリチリ当てて敵を削りながらジャンプのタイミングを窺います。
その間、敵の攻撃をもらい防御のためにドームシールドを展開します。

「ドームシールド展開!」

これ、メリハリ不足です。

一見、シールドを使って敵の攻撃を捌き、ジャンプのための準備を整えているように見えます。
しかし、ウィンストンの真の強みは近接戦闘にあります。そこにいたるまでにアビリティを切ってしまい、自分の得意な土俵で万全の状態で戦えないのは非常に痛いです。

「ウィンストン!」

ジャンプ後にドームシールドがないためジャンプ先で粘ることができず、次のジャンプが上がるまでに生き残れる可能性が大きく下がってしまいます。
また、先においたドームシールドも生かされるケースが少なく、もったいなくなってしまいます。

近距離が得意なウィンストンが遠距離が得意なヒーロー相手に積極的に戦う必要はありません。
自分の土俵で戦えるタイミングまで静かに機を窺い、機が熟したらオール・インしていく、というのがウィンストンの強力な立ち回りです。

この「静かに機を窺う」ができずに、無駄なちょっかいをかけてしまうというのがメリハリない行動です。

トレーサーさん - 20 代 - パイロット

NUMBANI C の攻撃にシーンを移してみましょう。
トレーサーさん、のお悩みです。
類似する解説は別の記事で解説していますので、興味があればご一読ください。やや重めなので注意です。

アッシュやバティストなどの敵後衛を咎めたい

トレーサーらしく、敵のロングレンジヒーローにしゅんしゅんしゅんと近づいてアサシンしたくなりますよね。

ブリンクして、撃って、ブリンクして撃って、危なくなった!リコール!ブリンク!撃つ!撃つ!ブリンク!撃つ!死ぬ!

よくありますよね。
これもメリハリが足りていないから起こることなんですね。

先のメリハリが大事な理由をもとに考えると、

  • アビリティのメリハリが足りていない。

    • ブリンクの残り回数の管理ができていない。

    • 生命線のリコールを失っても戦闘を継続してしまう。

  • ヘイトのメリハリが足りていない。

    • 長時間戦っていると、周りの敵も自分に注目し始めてしまう。

    • 注目されることで周りの味方が動きやすいことをわかっていない。

    • ヘイトの管理が簡単なヒーローであることを自覚すべし。

上記のような感じになります。

トレーサーの強みは瞬間火力であったり、ブリンク・リコールを使ったダイナミックな攻めであったりも強みにはなります。
しかし同時に、トレーサーの強みは小回りの利くスキルに寄ってヘイトを切ったり、集めたりとヘイト管理が容易であることにあります。

敵の注意の方向を敏感に察知し、繊細にヘイト管理することでトレーサーの得意な洗浄で戦えるようになると思います。

アナさん - 60 代 - 賞金稼ぎ

最後にアナさんの例をサクッとさらっていきましょう。

アナといえば遠距離から安定したヒールを供給し、瓶やナノブースト、スリープダーツを使ってたまにチャンスメイクするヒーローのイメージがあるでしょう。

ランクのあまり高くない人のサポートヒーローのプレイを見ていると、ヒールへの執着心が半端じゃない印象です。
本来のサポートヒーローの動きは、回復と攻撃のタイミングを見極めて、そのメリハリをつけて戦うのが基本となります。

逆に、DPS メインの方のサポートヒーローのプレイは攻撃に偏ってしまっており、死なせてはいけない仲間や、失ってはいけない防衛ラインをロストしてしまっている印象があります。

極端な話、チーム全員がフルヘルスのときは回復に手を回す必要はなく、チーム全員が超瀕死のときに攻撃をしていると味方がパタパタと倒れていき、人数差の暴力で轢かれてしまいます。

殴るべきときに殴る、回復するときに殴る。
この動きが非常に重要になるということになりますね。

これは、先の「ヘイトとメリハリ」の話とも共通しており、回復だけで貢献してくるサポートよりも回復・攻撃ともに貢献してくるサポートのほうがヘイトを買いやすくなります。
サポートがヘイトを買うと、ダメージ役のヒーローがフリーになる時間が増え、チーム全体のその時間あたりの火力が増えることになります。

つまるところ、敵を倒すことができなければ勝負に勝つことはできません。敵を倒すには火力が必要であり、そのためには火力役が気持ちよく火力を出せる環境を作ることが肝要になります。

殴る・回復のメリハリを付けてみましょう。

まとめ

さて、今回はメリハリについて書いてみました。

冒頭でも述べた通り、メリハリのないダラダラしたプレイングは敵が対応しやすかったり、味方側の対応が後手後手に回ったりすることに繋がります。

特にウィンストンの話などは顕著で、ストロングポイントを活かせないプレイングは見ていて勿体なさすら感じます。

裏を返せば、中途半端でメリハリのないプレイをする敵を見かけたら、それを積極的に突いていくことで勝利につながるということですね。
OW でよく言われるメリハリなし例の殿堂入りは「リグループしない」ですね。
リグループせずだらだらと戦いを続けた結果、人数差が一向に埋まらずに負ける、というのはよく聞く話ですよね。

メリハリ、考えながらプレイすることで、プレイにコクと深みが出てくるかと思います。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

それでは失礼します。
ではでは。

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