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デンマーク留学7ヶ月目の報告書

この時の文章を読み返すと「厨二病かいな!」とも思いますが、それくらい意味のある経験をすることができたのだと思います笑笑
私はホストファミリーを変えず一年間過ごしたのですが、本当に素敵な人たちで感謝してもしきれません。


≪生活面≫
7ヶ月が経った。正直にいうと、複雑な気持ちだ。デンマークでの生活はもちろん慣れた。今度は日本に対してカルチャーショックを受けるのだと思う。ここには、大切だと思える家族がいる。時々、イラっとすることもあるけど、大好きな兄弟がいる。大切にしたいと思える友達がいる。優しいクラスメイトがいる。だけど、私は納得できてない。この生活に納得して、残りの数ヶ月を過ごすのは、何か違う。だから、気合いを入れ直して頑張ろうと思う。初心に帰って頑張りたい。
≪学習面≫
最近、デンマーク語に対してのやる気が薄れてきている。読書は毎日しているし、家族とはデンマーク語で会話する。まだわからない時もあるけれど、前より理解はできる。努力はしていないけれど、何もやってない訳ではない。しかしやる気がないと、現状維持はできるが、これ以上前に進めない気がする。だから目標を掲げて、また再スタートしたいと思う。自分が正しいと思う方に、自信を持って進みたい。行ってみないとわからない。なら行くしかない。

〔メッセージ〕私の第二の家族
私は2つの大切な家族がいる。もちろんのこと、日本の家族は大切だ。兄とは喧嘩をよくしていたが、愛しいと思うほど大好きだ。ここにいても日本の家族の存在を忘れることはなく、とても大切な存在だ。私と家族との付き合いは、16年。私が生まれた時から関わっている。私の第二の家族との付き合いは、7ヶ月。こう比べてしまうと、とても短く感じるが、私にとっては、とても大切な存在だ。血は繋がってないから、髪の色も目の色も、見た目は全く違う。他の人から見れば、二度見してしまうくらい不思議な光景かもしれない。だけど、私にとってはどうでもいい。私が家族だと思ったら、たとえ血が繋がっていなくても家族なのだ。だから、私は「ホストファミリー」という言葉を使うことを極力避けている。私にとって彼らはホストファミリーだ。この事実に何も間違いはない。しかし、私は「ホストファミリー」ではなく、「デンマークでの家族」という言い方を好む。日本の家族と同じくらい、私にとって大きな存在だから。知り合ってからたった7ヶ月だとは、思えないくらいに、深い絆で結ばれている。一緒に過ごせる時間は少ないけれど、残りの数ヶ月もたくさん思い出を作っていきたい。大好きな家族と共に、この先たくさんの笑いと、幸せがあることを願う。

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