花田優一さんと出会って。
今、東京にいます。
相撲界のレジェンド、貴乃花親方の長男であり、靴職人をしている花田優一さんにお会いしに来ました。
優一さんは現在25歳。
僕と同い年で、靴を学び始めた時期も同じ頃。
かれこれ8年前になります。
メディア露出もあり、Wikipediaにも載っているし、アナザースカイにも出演していらっしゃいます。
優一さんはとても多才で、音楽や服、アート作品の制作活動も積極的にされてて、工房は優一さんの想いで包まれていました。
壁には、ご自身の秘めた想いを書いたメッセージや、お父様の写真、数多くのアート作品や、自身が歌われている曲をBGMで流していたり。
いや、多才ではなく多くの努力をして来たんだと思いました。
彼にしかわからない、他人が見ることのできない所での努力量や、悩み苦しんだであろう跡。
床には作業した後にしか出ない革の削りカス。
それに、作業中の靴が数々。今までの受注量を物語る木型(靴を作る時の靴型)の数々。
革においても、全く同じ種類の革でも0.1ミリ単位で厚みを変えて、ストックするほど。
メイン部屋の壁には、彼の仲間たちが書いたメッセージの数々。(僕も無我夢中で書かせていただきましたw)
紳士的で気配りと判断力に長けている方です。
流石にどこが欠点ぐらいあるやろーとおもてたら、、無かったww
優一さんは、第一線を走り、もっと認知されて応援してくれる方が増えるべき方だなと感じました。
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あと、もう一つ嬉しかったことがあります。
僕にとって大切は場所『姫路縁』にも興味を持ってくれました。
↓これが姫路縁の写真。
姫路縁の松岡さんと共作で作る足袋靴や
松岡さんが書いた絵などです。
さらにもう一つ嬉しい出来事があります!!
それは、優一さんから言ってもらったことで、
『姫路縁のブランドもやりつつでいいから、
一緒に靴作ろうよ!』です。
今の僕を否定することなく、言ってくださった気がしていて、とてもありがたいなと思いました。
ただ、会ってすぐに優一さんの方から言ってくれたので、安心感と高揚感が入り混じった感覚になりました。
今は、すごく冷静でワクワクしてます。
↓花田優一さん著書にサインしていただき、本を頂いた!!嬉しい!!
ひとまず、次会う機会をいただきました。
3月の後半にもう一度、優一さんの元へ行きます。
理由は、優一さんの靴を手伝いつつ、僕の靴の作業をさせていただくことになりました。
一緒に作業するのが1番早くない?
って言う満場一致で即決。
工房を作った理由も同じ靴職人や他業種の人たちが寝泊まりしつつ、作業できる空間にしたかったそうで、一緒に作業をできることにワクワクしてます!
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少し僕の過去を振り返ります。
一か月前に初っ端に工房見学に行きたい!と手を挙げ、なるべく早い予定を設定し、あらゆる準備をしてきました。
何年もかけて、大切な仲間と出会いました。
そのおかげで、自分の周りには、大切な仲間と言える人達や家族がいます。
たくさん叱ってくれて、
たくさん応援してくれています。
たくさん心配もかけています。
でも、今日僕は一つ上に行った気がします。
成長しました。
冷静に頭も回っていたし、その瞬間思うことをお話できました。今、大切な人達の顔を思い出すほど、ありがたさと冷静さがありました。
その結果が、次の機会をいただくこととなりました。
3月、もう一度ここに来ます。
(ただ、金がない、、まずい、やばい。。)
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僕と会うことはリスクがあったかと思います。
それでもその時の会話や空気感から「とても気さくで寄り添ってくれる方だな」と感じました。
彼は、本当に気配りと判断力、あとは自身の世界観を持たれてる方です。
ぜひ、これを読んでくださった方で
少しでも花田優一さんに興味を持ったみなさんへ。
僕を全力で受け入れてくださる、そんな懐の広さを感じる方です。
花田優一さん。
最後、駅まで送ってくださった頃には
もっと優一くんのことを知りたいと思いました。
今よりもっともっと成長できるように。
大切な人達と一緒に居られるように。
そして、それぞれ目指す景色を見るために。
僕は壁には書きました。
『世界へ 平松りょうすけ』
2021年3月9日
、、、、と締める予定でしたが
よくよく写真みると、僕の字汚いですね、、笑
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