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陰ヨガの三原則

陰ヨガの三原則は
①グラウンディング
②ホールディング
③リラクゼーション
という。

まず「グラウンディング」について思うこと。
ニュートンが木から落ちるリンゴを見て万有引力の法則を発見した話は有名だが、物体が高い位置から低い位置に「落ちる」のは当たり前であって、ニュートン以前にもリンゴは木から落ち続けていたし、落ち葉や雨や雪も地上に落ち続けて来たのである。私たちは歩くという日常の動作でさえ地球の引力に引っ張られて「落ち続けている」ことに気づかずに生活している。地球上にあるすべてのものに引力は作用し、地表にあるものは常に地球の中心に引っ張られて、そこにべったりとくっついている状態なのである。
groundは動詞で、「接地する」という意味があるが、ing形になると名詞groundingとなって、「接地・水底・基礎工事」などの意味を持つ。
地球の引力に引っ張られて、接地面から重心を下に下ろしていくのは陰のエネルギーであり、それは正に次のホールディングに向かう為の「基礎工事」なのである。
私たちは、たとえ一人きりと思う時があったとしても、決してそうではない。何故なら、常に地球の中心と引力によって繋がれているからだ。

つながるということ。
 

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