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カリブ平和維持軍(CPF)創設

始めにカリブ平和維持軍とは何か説明したいと思います。
カリブ平和維持軍、通称CPFは東カリブ諸国機構(OECS)加盟国で作られた平和維持軍で、米軍と共にグレナダへ侵攻し、米軍撤退後もグレナダの民主化に貢献しました。


1981年10月21日

グレナダの共産化に伴い東カリブ諸国機構(以下OECS)は、バルバドス・ブリッジタウン近郊にて緊急会合を開きました。

この際に、OECS集団安全保障第8条に基づいて、バルバドス・ジャマイカ・米国の3カ国にグレナダへの多国籍平和維持への参加要請が投票で決定されました。

この時米国側は、アメリカ海兵隊ジョージB.クリスト少将に『OECSの各政府が協力する場合CPFの設立を支援』するよう指示したとされています。

※資料によってはグレナダ侵攻後の12月に設立された説も有りますが、個人的には侵攻前の設立が有力だと思います。