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参政党について。

 参政党はすばらしい党です。若いし、活力があるし、神谷さんの任期もあと5年半ありますから、5年半の間は党は継続し、まだまだ人を集めると思います。
 また、参政党は神谷さんの一人党であることに間違いはありません。よって、非常にまとまりがよい。意志が統一されています。言い方は悪いですが軍隊みたいな感じで目標に向かって元気よく活動しています。

 参政党が掲げているスローガンは「日本を取り戻す」。
 今の日本は、独立の精神がなくなり、世界に従属的で、現状を変えることのできない症状が現れていますから、参政党の言うように、
・新しい日本の憲法を自分たちで作り(創憲)
・日本の軍備を強化して(国防)
・日本の歴史を教えて誇りを持った民族に育てる(教育)
 というのは、今の時代には魅力的な主張だと思います。

 僕が参政党を好きになったのは、自身が共産党から自民党まで長い間見てきて、参政党が一番幅が広い思想を持っていると感じたからです。

 ただ、昨年入党して1年が経過し、党の指導体制が固まってくると、僕の感じていたスケールの大きさは、錯覚ではなかったのかと思います。
 それは、方針がひとつひとつ明確化されるに伴い、必然的なことだと理解することもできます。しかしまた、僕のような年代の思想が「排除される」ことも必然なのかもしれません。

 僕は民主主義で育っていますから、自分のことは自分で責任を持ち、他人と意見が違うところは話し合い妥協し合うのが正しい、公正で公明でなければならないと思っています。

 民主主義は「手続き」が大事です。それは邪魔くさいものです。はじめは公正に手続きをしたとしても、そのうちに形骸化して、機能不全に陥り、手続きは省かれるようになることが多々あります。そのうちに力を持った人たちで決めて、周りはついて行くだけ。そのほうがラクでいいからです。自分が責任取らない位置に立てる。でもそれは、その時点で民主主義ではなくなっているわけです。みんなで決めた(ふうの)圧力を受けて行動すれば、責任は取らないでいいのですから。民主=民が主となるではなく、民は従属しているのです。
 
 僕は1年前の8月、神谷さんへの質問で「政策研究会」を各地で立ち上げることを意見しました。この時、政策は本部で決めるから支部ではやらなくていいと却下されました。それでも勝手にやってやろうと思ってチャンスを伺いましたが、本部が認めない組織はやっぱり作れない。大きな壁が存在していました。
 果たして、民主主義は死んだのでしょうか? 希望はあるのでしょうか?

 まとまりのない文章ですが、僕が参政党の運営党員を辞め、一般党員として距離を置かざるを得ない環境になった大きな理由です。(忘れてはいけないと思って書き記しました。)

 

 

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