見出し画像

調理師になるには?何歳から免許がとれるの?

料理が好きで、調理に関する仕事に就きたい方に人気のある調理師免許を取得しようか考えている方に向けてお届けします。
調理師専門学校での経験もお伝えしながら、少しでも参考になれば嬉しく思います。
それでは、どうぞ!


■調理師免許は2つの取得方法があります
①飲食店等で働きながら2年以上の実務経験を経て調理師試験に合格する方法
自分がやりたいと思っている食堂・飲食店・レストラン・給食施設などで、調理業務に2年以上かかわっていれば、調理師試験を受け合格すれば取得できます。

②調理師学校で1年以上勉強して卒業する方法
厚生労働大臣が指定する調理師要請施設(調理師専門学校)などで調理師の知識や技術を1年以上勉強します。
調理師学校を卒業できれば、調理師免許の申請・取得ができます。

調理師試験の受験資格
最終学歴が中卒以上、飲食店などで働きながら2年以上の実務経験を有している方なら、受験が可能です。


■調理師専門学校はどんなことを勉強するの
私は、調理師専門学校一年コースを卒業しました。そのとき技術面では、和食・洋食・中華を学び、夏休み・冬休みに入る前に、それぞれ技能テストがありました。
和食では、大根のカツラ剥きができるか、洋食ではキャベツの千切りができるか、中華ではチャーハンを作ることができるかなどです。
一見簡単そうですが、包丁の使い方、調理器具の使い方、食材の特性を理解していないと、なかなか思うようにできなかったのをおぼえております。
学科では、栄養学・衛生学・歴史などを学びました。
年に数回ですが、特別講師として、プロの料理人の方から教わる機会もあり刺激になりました。


■調理師免許を取得するメリット
メリットとして、就職先が見つかりやすいという点があります
資格を持っている人と持っていない人であれば、企業側からすると資格を持っている人の方が「しっかり知識を持っている人という証明」になるので雇う側の安心につながります。
また、調理をする上で器具や調理方法といった専門用語が飛び交うことも多い現場では、資格取得のために知識を付けておけばすぐに理解することができます。
調理に必要な正しい知識を持っている事は、働く上でも大きなメリットになるのです。
その他、将来自分のお店を開業する時に「食品衛生責任者」が必要になるのですが、調理師免許を持っていれば講習会を受講することなく申請のみで取ることができるので、バタバタしがちな準備もスムーズになります。


まとめ
調理師になるには、飲食店などで2年以上実務経験を有するか、調理師専門学校に入学するかの選択肢があることが分かりました。
社会人になると、なかなか勉強する時間がなく、飲食店で働きながら資格をとれなかったので私は、調理師専門学校に入学することを決めました。
人それぞれの生活環境が違うと思いますので、自分にできる方法でチャレンジしていただければと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?