これからビットコイン投資を始める人に伝えたい5つのこと
1. まずは少額から始める
とりあえず、余剰資金で始めてください。これは大事。余剰資金とは、生活資金6ヶ月分を除いて、ある程度自由に使えるお金のことです。
余剰資金から、自分が取れるリスクに応じて、その何パーセントかでビットコインを購入することをお勧めします。さすがに投資に使う資金の100%をビットコインだけに突っ込むのは無謀なので、株式投資などと組み合わせるとより安全。
仮想通貨に手持ち資金の全額をベットとして一攫千金を狙う、みたいな事は絶対ダメですよ。そんなこと考えている時点で投資には向いてませんね。
でも、実際にツイッターで「退場しました」「自己破産します」とか言っている方を見かけるので、本当にそんな人もいるのでしょう。
たかが投資で人生を棒に振るのは避けましょう。
投資といえば、株式投資を思い浮かべますが、株式投資の場合には投資先の会社が倒産する可能性もあって、そうなると株の価値はゼロになってしまいます。
一方、ビットコインは一夜にして無価値になってしまうことはないでしょうが、仮想通貨の取引業者に預けた場合にハッキングの被害にあう可能性はゼロではありません。そのときは、最悪は投資額が返ってきません。
ですので、そういった事態まで想定した上で、納得できる購入額を決定するのがベターです。
2. 日本の取引業者で口座を作る
仮想通貨が買える取引業者（取引所）はたくさんあります。日本の会社もありますし、海外も今は数がすごい。日本に居ながらネット経由で口座開設が可能です。
ただ、私はたくさんの取引業者は玉石混交だと考えています。中にはセキュリティが弱いところや、手続きがユーザーに優しくないところも。
英語が少しできる人なら海外の取引業者に口座を作ることは比較的簡単だと思いますが、最初は日本の会社で取引するのが絶対良いです。
なんと言っても、初めての仮想通貨の購入であったり、その後の管理、また、将来どこかへ送金する場合など、さすがに英語で作業してたら間違えたり、勘違いすることがあるかもしれませんし、何か起こったときのサポートも取引業者との間で英語でメールのやり取りするとか、嫌ですよね。
あと、ガチホするからレンティング（仮想通貨を貸出して、利子を得ること）を考えて、利子の高い取引業者にしようと思う人もいると思います。そうなると、海外の方が大概、高利子なのですが、そこは思い留まってください。
日本でもレンティングできるところはありますし、もし、将来にビットコインを買い増しすることがあれば、そのときに新たに別の海外の取引所を使うのがいいです。ビットコインは複数の取引業者に分散して保有することでハッキング対策になりますので。
3. 値動きは激しいものと思う
ビットコインの価格はここ数ヶ月は300万円前後をずっとうろちょろしてますが、値動きは激しくてあたり前と割り切る覚悟が必要です。
これまでの長期の価格の動きはこんな感じです。
まぁ、日々の値動きに一喜一憂しないのが一番ですが、やっぱり気になっちゃいますよね。
短期売買の人以外は、どんと構えましょう。暴落すれば買い増すぐらいの気持ちを持っていた方が 長い目で見たら資産の激増に繋がると思います。
4. ビットコイン以外は手を出さない
仮想通貨もいろいろありますが、初めはビットコインだけを買いましょう。どうしても一つじゃ嫌という人はイーサリアムもどうぞ。
ただ、この２つ以外はまだ時価総額が低く、流動性もありません。それだけボラタリティー（価格の振れ幅）が大きいのです。まだ仮想通貨としての地位も高くないので手を出すべきではありません。
仮想通貨の中ではビットコインが圧倒的な存在感を持っており、投資対象としてもより安全です。
ビットコインを保有してみて、将来ポートフォリオを広げたくなったら、その時に他の通貨もしっかり研究したうえで、購入を検討してみてください。
5. 少しずつ勉強する
これも大事。ビットコインを購入しただけで安心してしまい、普段は価格をチェックするだけ、値上がりを待つだけ、というのは全然ダメです。
仮想通貨、ブロックチェーン、取引ルール、などについて、少しずつで良いので知識を増やしていきましょう。
仮想通貨の世界は日々技術が進化し、ほんとに色々な動きがあります。特に仮想通貨の取引をアメリカ政府がどう規制していくか、といった政治的な動向は要チェックですね。
これらに関心を持てば、何がリスクかということが理解できるようになり、その結果、自分の投資のうえでのリスクを減らすことにも繋がる筈です。
このように5つのポイントをお伝えしました。
まだ仮想通貨を購入するのは怖いと感じてる方も多いでしょう。
ただ、とにかく動いてみないとチャンスは掴めません。リスクを管理しながら長期目線で考えれば、ビットコインは期待を裏切らないと思います。
そしてビットコインを保有しながら、ビットコインがこれからの世界をどう変えていくか、生き証人として日々を楽しむのはいかがでしょうか。
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