NIKEがNFTと実物スニーカーを融合!
「初のネイティブWeb3スニーカー」
NIKEといえば、世界有数のブランド力を持つ会社ですが、その強みを活かしてNFT分野でも新しい試みを次々に展開しています。
NFTスニーカーを販売したり、スポーツとカルチャーの融合戦略を取るなど、単なるスポーツ用品の枠を超えた活動がスゴイです。
そんなNIKEが今度は、デジタルと実物を融合したスニーカーを発売することになりました!
初のスマート・スニーカーは「Cryptokicks iRL」といい、1万9,000足の限定生産。
現物スニーカーと引き換え可能なNFTとして販売されます。
「デジタルと実物を融合した」といっても分かりにくいですが、
・自動の靴紐
・カスタム機能を搭載したライト
・Bluetoothとのペアリング
・歩行検知
・触覚フィードバック
・ワイヤレス充電機能
といった機能が搭載されているのだそう。
細かくは分かりませんが、靴というより「歩く家電製品」みたいな感じですねー。
また、NFTと現物のスニーカーはNFCチップで紐づけて認証することも可能。
ちょっと心配なのは、これだけ機械部品が入っていて、スニーカーは人が履くので体重の負荷が相当掛かるし、雨に濡れたりもするでしょうが部品が壊れないのか、という点ですね・・
スニーカーは耐久性も大事ですから。
今回販売されるスニーカーの見た目はこんな感じです。
流石NIKEだけあって、カッコいいですね。
価格帯はいくつかありませすが、1足で1イーサリアム程度なので、日本円だと17~18万円といったところ。なかなかのお値段。
でもNIKEが出す限定商品ですし、あっという間に完売すると思います。
というか、大変なプレミアが付くんでしょうね。私も買いたい気持ちはあるんですが、資力がありません(笑)
また、NIKEは、今後スニーカー所有者向けに「Move-to-Earn」(動いて稼ぐ)チャレンジやイベントの開催も予定しているらしく、時代の流れに上手く乗ったマーケティングをしています。
バックトゥザフューチャーのスニーカーのオマージュ品
ちなみに、今回発売されるスニーカー「Cryptokicks iRL」は、1989年に公開された映画「バックトゥザフューチャー」の中で主人公のマイケルJフォックスが未来で履くスニーカー「NIKE Mag」のオマージュなんです。
映画の中で、スニーカーの紐が自動で締まるシーンは私も良く覚えてます。
未来感がハンパなかったですね。
映画の公開と同時に、実際にNIKE Magが販売され、当時話題になりました。
当時の映画ファンにとっても今回のスニーカーは記念になるはず。
NFTに興味があって今回のスニーカーに関心を持つ若者もいるでしょうし、昔の思い出の映画に登場したアイテムとして記念に欲しい私世代の人もいるでしょうね。
マーケティングの上手いNIKEならではの今回の企画だと改めて関心させられました。
NIKEは、NFT事業にかぎらず、これからもWeb3の世界でどんなことをやってくれるのか楽しみな会社です。
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