200307 スクラップ・アンド・ビルド
前提、全員に好かれることは不可能だ。残念ながら。
だって仮に100人に好かれていたとしても、世の中には
「100人から好かれるような人が好きじゃない」
という人も存在するからだ。
「真面目になったね」って言う人もいれば、
「つまんなくなったな」って捉える人もいる。
だからこそ、喜怒哀楽の「哀」を感じず生きることはできない。
悲しむこともあるし、傷つくこともある。
しょんぼしすることなんていくらでもあるんだ。
だからこそ一緒に乗り越える仲間が必要だ。
「乗り越える」なんて気軽に言ったけど、そう簡単なことじゃない。
実際は、できないんじゃないかとさえ思う。
最初は逃げていたとしても、やがて逃げずに向き合う。
精神がすり減るけど、それでも向き合う。
そうやって自分の中で咀嚼をし、解釈をし、納得させ、落とし込む。
乗り越えるんじゃなくて受け止める。
いや、受け止めることすら重たいから、飲み込む。
いや、飲み込むのもしんどいから、そっと留保する。
なんとか咀嚼したものを飲み込みもせず留保する。
ほんとにしんどいことがあったときは、それがやっとだと思う。
そうやって少しずつしんどさから前を向くことができる。
僕はしょんぼししたとき、どっかの化粧品のコピーを思い出す。
傷つかない生き方よりも、再生するつよさが欲しい。
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