自社・自部門の仕事のフローの理解

営業部門の自社内での重要な役割は,『自社製品を顧客に届ける。そして顧客から対価を得る』ことです。

これらの活動の中で営業マンの重要な役割の三要素は,
①顧客の仕入を助ける
注文書を受ける前に,『顧客の生産・購買計画を入手する』。そして,これらを『自社の生産計画に反映する』
②顧客から注文を受ける
A.契約内容と合致しているか確認する(バックヤード部隊にて対応可能)
B.自身が立てた計画通りの内容か確認する(計画通り・想定通りでない場合の対処の仕方は,次の回以降で説明します)
③顧客からの入金の確認
期日内入金が無ければ,即入金することを顧客に求める(バックヤード部隊にて対応可能)
※自社には,営業マンをサポートするバックヤード部隊が存在しますので,上記に記載の通り,バックヤード部隊に任せることが出来る業務は積極的に彼らに任せましょう。

営業マンは自社製品を顧客に届け,顧客から対価を得る,これらの仕事のフローの全責任を負います。
顧客の生産・購買計画を入手する,ことに初まり,顧客の入金を確認する。これらの一連の業務の水準を滞りなく定型化することが,自社及び営業マンには求められます。

なぜならば,これらの業務は競合他社においても行われていることであり,これら一連の業務水準が競合他社よりも勝ることが競争に打ち勝つこととなるからです。

ポイント①営業部門の重要な役割は,『自社製品を顧客に届ける。そして顧客から対価を得る』ことです。

ポイント②その中での営業マンの役割は『顧客の仕入を助けること』『顧顧客からの受注内容を確認する事』『顧客からの入金を確認する事』

ポイント③またこれらの一連の業務を顧客の期待通りに遂行することが営業マンの責務である

下記のまとめもこの記事のご理解のためにご参考にして下さい

次回は,売上を計画・想定するということについて,話をさせて頂きます。最後まで読んで頂いてありがとうございます。営業されている皆様のお役に立てたら嬉しく思います。