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ドラム式洗濯乾燥機を修理して思うこと



私は、30年余り家電修理業務に携わってまいりました。

15年ほど前からドラム式洗濯機が世の中に出始めました。そこで感じたことを少し話させて頂きます。

結論 ①ドラム式洗濯機は、フィルタ-のお手入れを毎日しなければならない

②柔軟剤をたくさん使用するお客様にトラブルが多い。

①に関して  洗濯→乾燥を必ず1日1回されるお客様に対してです。乾燥フィルターの掃除は、必ず毎日実施しないとすぐに、洗濯機内部に埃が溜まってしまいます。

ペットを飼ってらっしゃるお客様は、沢山のペットの毛が機械内部に入り込んでしまいがちです。乾燥ユニット内部の熱交換器に埃、毛が詰まってしまい乾燥が風量が低下し乾燥ができなくなってしまいます。

②に関して 柔軟剤は、柔軟剤と比べ粘り気が強いです。埃も粘り気をもってしまい、結果洗濯機内部につまり易くなります。

また乾燥ユニットにたまったお水を排水するするために、直径1.5センチぐらいのホースがあります。この中にヘドロのようなものが詰まり、乾燥ができなくなります。

まとめ

乾燥機能を使わないお客様は、全自動洗濯機をご利用ください。

ドラム式洗濯機は、全自動洗濯機の1.2から1.5倍の部品を使っています。部品が多ければトラブルは増加します。

忙しい奥様の貴重な時間を、洗濯機の故障、修理で奪われるのは、とても心ぐるしく思い修理しています。

すぐに修理対応できれば良いのですが、決められた人数で対応していますので、なかなかできません。

乾燥フィルタの掃除は、毎日実施。柔軟剤は、今使っている分量の半分から7割ぐらいでご利用をお願いしたいです。

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