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我が家の凸凹兄弟

我が家の息子たちは性格が正反対。兄は慎重派の心配性。HSCの気質があるので、なかなかデリケートな部分がありつつ、読書大好きマイペースなメガネっ子。そして弟は猪突猛進の好奇心丸出し、やりたいと思ったことはすぐにやらなくては気が済まない、完全なるいて座気質の暴れん坊丸顔ボーイ。

同じ両親から生まれ、同じように育てているはずなのに、子どもって全然違って面白い。特に我が家は本当に正反対で、二人の気質を足して二で割れたらどんなにいいかと思うことが多々ある。もちろんそんなことはできないし、ありのままがその子の長所短所、そして魅力なので仕方ない。諦めるしかないのである。

そしてこの度、下の子が小学校に入学した。学校が楽しくて仕方ないらしく早く明日にならないかなと毎日言っている。登校班の集合場所にも母は初日だけでいいと言い放ち、行かせてくれない。一方繊細な兄は、登校班で一緒の弟が心配らしく(自由気ままなので)何かやらかすのではないかとドキドキしながら学校に行っているらしい。

こんな凸凹兄弟も仲良しで、なかなか良いコンビである。自分が年の離れた兄との二人兄弟で、すごく仲が良かったわけではないので、二人の姿を見ているとすごく羨ましく感じる。

この先色々なことがあるとは思うけれど、それぞれがそれぞれのやり方で乗り越えていけることを親としてはただ願うしかない。そのための強さや優しさをきちんと教えることができたらいいけれど、きっと親の心配をよそに子どもはその逞しさと柔軟さでどんな山も乗り越えていける。どんなときも温かく見守る強さを身に着けようと思う母である。子育てとは言うけれど、親が学ぶ毎日。ゆっくりでいいから、子どもと共に成長したい。


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