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西宮ストークス観戦記#68 ビッグニュースその2

西宮ストークスは福田真生選手との新規契約締結を発表しました。

真生と書いて「まお」と読む福田選手は、昨季はB1の琉球ゴールデンキングスに所属。個人的には熊本ヴォルターズ時代の印象が強い。2018-2019シーズン、群馬や島根とのプレーオフでもスリーをバンバン決めてました。

童顔ですが今年で30歳とベテランの域。チームの紹介にもある通り、ディフェンスに定評のあるハードワーカーです。手足も長く、リバウンドにも積極的にも参加。また、3Pシュートが得意で、昨季は試投数がちょっと少ないものの37.0%を記録。一昨シーズンの熊本時代には44.7%とかなりの高確率でした。いわゆる一つの3&Dタイプで、スリーポイントとディフェンスが得意な選手。B1チームからピックされたことを考えてもその実力は折り紙つき。琉球での平均出場時間は9.2分でしたが、西宮ではもっと増えるはず。

先日の今野翔太選手に続くB1からの移籍にブースターは欣喜雀躍。我が世の春を謳歌しております。望月の欠けたることのなきと思えば。その理由は、単にいい選手を獲得したというだけでなく、どちらもディフェンスが得意かつアンセルフィッシュなプレーヤーであるという共通点があり、フィッシャーHCの意向を汲んだチームの強化方針がしっかり伝わるからでしょう。

しかもどちらもイケメン。twitterではファンの祝福コメントが多数寄せられており、人気と実力を兼ね備えた選手であることから、観客増も期待できそうです。そこまで意識してたら完璧。

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◉起用法と今後の動き

次に、福田選手の起用法について考えてみましょう。193cm・93kgというサイズは、SFとしては申し分ありません。これは、先日ライジングゼファー福岡への移籍が決まった谷口淳選手とほとんど同じですが、違うと思うのは、福田選手の場合はSFがナチュラルポジションである点でしょう。

谷口選手の場合、大学時代やストークス入団直後はPFとして起用されており、ここ数年はSFへのポジションアップをしようとしている最中でした。谷口選手の努力に水を差すつもりはまったくありませんが、シュートやドライブなどSFとしてのスキルを新たに「獲得した」場合と比べると、やはりポジショニングや点を取るスキルにおいては、福田選手に一日の長があると言えるでしょう。その意味では、SFポジションのアップグレードがこのオフのストークスのポイントであり、フィッシャーHCはコンバートではないディフェンスのできるSFを求めていたということなんだろうな。

となると、今シーズンのように谷選手をベンチスタートさせて、福田選手を先発で起用することも考えられます。いくつものチームで経験を積んだ選手だけに、プレータイムや起用法に応じて、きっちり結果を出してくれることでしょう。そうなると今野&谷がベンチから出てくるわけで、相手チームにとっては悪夢でしかないよね。

西宮ストークスの来シーズンのロスター(6/12時点)
PG|岸田、松崎
SG|浜高、道原、今野
SF|谷、●福田
PF|▲バーンズ
C|劉、▲ブラッド

恒例のロスター整理。前回、「サイズのあるスリーポイントシューターがいれば」と書いたけど、その通りになったよ。バックコート〜ウィングはもうほぼ完璧。あとはPFに日本人の若手選手なんて加えられたら言うことない。日本人はこの7人と特別指定選手でいくプランもあるけれど、さすがにそれは怪我など不測の事態へのリスクが高過ぎるかな。

残る重要ポイントは外国籍選手。球団や本人からのコメントがまだないバーンズ&ブラッドは再契約の線もあるとこれまで見ていましたが、ここまでの本気度を見せつけられると、さらなるランクアップを狙っているような気もしてきました。あかん、優勝してまう!


※このnoteは単なるファンの個人的な感想であり、
西宮ストークスとは一切関係のない非公式なものです。

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