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私のオタ活-vol.1-

推しとの初めての握手から数日後の私の誕生日、ついに推しの出演する公演に当選した。
それまでの公演も十分楽しかったが、この日私は推しがいる公演の楽しさを知った。

それ以降は定期的に推しのいる公演にも当選するようになった。

この頃、公演や握手会以外で私のオタク活動の一部でもあったのがTwitterだった。

今となっては48メンバー、他のアイドルもTwitterやInstagramなどのSNSをしているのが当たり前な時代になっているが、この頃Twitterをしていた48のメンバーはAKBの主要メンバーぐらい。
私のTwitterのタイムラインは完全にオタクのツイートで溢れていた。

「おはよう」とフォロワーからリプライがくれば「おはあり」、「お疲れさま」には「おつあり」とリプを返すし、今の「いいね❤︎」は「favorite☆(ふぁぼと呼んでいた)」時代。

1日に呟きすぎてツイート規制がかかったり、規制がかかった時につぶやく用の規制アカウントを作る人もいた(実際私も持ってた)
そんな感じでオタクとTwitterで交流するのも私の楽しみのひとつだった。

また、今では接触イベントでの推しとのレポを書くアプリがあったりするけど、この頃は握手レポをTwitterに書くオタクが多かった。
そうして各々自分の推しの良さを伝えたりしてて、現に私はオタクのレポがきっかけで握手会に行きたくなって本格的に行くようになった。


2011年7月。NMB48のデビューシングル「絶滅黒髪少女」が発売された。
推しとの初めての握手で完全に勢いづいてしまった私は個別握手会・推しのいる全国握手会は全通した。

同時期に2期生が加入して、無事(?)2期生の推しも出来て(チョロい)、このあと2〜3年はブログにコメントしたり手紙を書いたり、週末は握手会・定期的に公演に入るというオタク活動が続いた。
(この期間でHKT48が結成され、博多にも定期的に通ったりしていた)


NMBはNMBだけでなく、AKBのCDの劇場盤イベントにも参加していた。
例えばNMBのCDが発売されると、劇場盤(個別握手会や写メ会等)通常盤(全国握手会やミニ握手会)、それにAKBのCDも発売されるとさらに劇場盤個別握手会がある。
毎週のように握手会などの接触イベントが開催されていた。

これは私の実際の2012年のイベント・公演の記録ですが、今見返すと引くぐらいの頻度でオタクをしている。我ながら熱量がすごい。たぶんこの2011〜2013年が48オタクとしてのピーク。


私は絶滅黒髪少女発売以降NMBの劇場盤CDだけで毎回平均100〜200枚購入していて(私の周りにはこんな人ばかりだったのでなんとも思ってなかったが、冷静に考えると頭のおかしなオタク)、それ以外にNMBの通常盤・AKB劇場盤CDももちろん購入していたので、CDの入った段ボールが日に日に増えていった。
(完全に音楽を聴くためではなく、推しに会うための券のために買うCD....秋元康の思う壺な典型的オタク)

48の劇場盤の個別握手会等のイベントは事前にインターネットで抽選・当選したら購入出来る仕組みで、イベント開催の数ヶ月〜半年前に販売される。

オタク開始当初はそれが普通だったが、次第に先々の予定を決めることが億劫になり、もし行けなかったらただの紙切れになる(劇場盤イベントは身分証確認があるため転売も出来ない)...と思うようになってCDの購入枚数は徐々に減る傾向にあった。
※現在は少しシステムが変わって劇場盤でも1ヶ月前まで買えたりします。


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....そんな2013年の夏、私はあるアイドルグループに出会った。**




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