手持ち花火、撮影してみた。
こんにちは、おさけいです。
関東に住みながら色んなモノを撮っている男子高校生です。
前回の投稿からしばらく間が空いてしまいましたが、その間は学校で文化祭やスポーツ大会など色んな行事があったので大変疲弊しておりました…笑
今回はその中でも、【文化祭の後の花火】について書いていきますね。
花火を撮ることになった経緯を軽く
自分の学校では6月の終わりに文化祭があるのですが、海が近いこともあって
文化祭の後にクラスごと、海で花火をやって打ち上げをするのが恒例行事になっています。
それで砂浜で花火を撮ろう!となったわけですが、一筋縄ではいきませんでした…
あ、今回の写真は全て
D5600+AF-S NIKKOR DX 35mm f1.8Gで撮影しています。
まずは花火の準備から
時間はもう19時近く、あたりは真っ暗。
クラスの女子たちが買ってきてくれた花火をみんなで開けていきます。
被写体が人なのでブレを抑えるためSSもそこまで下げられず…
みんなのスマホのライトに助けられた1枚です。
いざ着火!写真と共に振り返る
みんなに花火が回ったところで、いよいよ火をつけていきます。
とても綺麗に火花を切り取ることができた1枚です。
今回の機材は手ブレ補正が無かった為、常にブレとの戦いでした。
また、花火の火花を写し撮るための最適なSSを模索しつつ撮影したり…花火が燃えているのも少しの間なので、いつもの撮影よりも考えることがとても多く、ひたすらにRAWで連写しました。
(D5600のRAW連写は5コマで止まりますが笑)
続いてこちらはSSを遅めにして挑戦した1枚。
先ほどの写真のSSが1/125秒、こちらは1/60と、かなり遅くしました。
花火はSSによって写真の印象がガラっと変わるな、と感じました。
早めにして弾ける火花を撮るのもよし、遅めにして躍動感を出すのもよし、撮っていてとても楽しかったです。
撮影終了からの、レタッチの話
今回、意外にも大変だったのがこのレタッチです。
前述した通り今回はかなり厳しい条件での撮影となったので、レタッチの段階での明るさ調整が肝になりました。
花火を持っている手も表現したかったのですが、明暗差が激しく…
全体の明るさを上げて手を表現しつつ、ハイライトを下げて花火が崩壊しないようなアプローチをとってみました。
色味について
RAW画像を見てみると、どれもオレンジ寄りの浅い色に写っているのを感じました。
写実性という面では正解なのかもしれませんが、イマイチ見応えに欠けるんですよね。
ということで色温度を低めにしつつ、カラーグレーディングでシャドウに青と紫を入れてみたり。
レタッチでの色遊びができるのも、RAW撮影の楽しみですね。
反省と注意点と
手持ち花火は、何枚撮ってもやっぱり難しいことを痛感しました。
写真の歩留まりもあまり良くなく、撮影の全てがブレと明るさとの戦いでした
写真以外のところで言うなら、みなさんカメラにはご注意を。
レンズフィルターには砂がたくさん付着し、ボディのダイヤル部に細かい砂が入って回らなくなってたりしますから…
エアダスターで吹き飛ばすのがオススメです。撮影前に是非ご準備を〜。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
次回はレタッチについての記事か、打ち上げ花火の記事か、どちらかが出ます。
8月の初旬あたりに更新予定です。お楽しみに。