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「ミャクミャク様」のPR効果って半端ないなって話


何かにつけて話題に上がる「ミャクミャク様

ご存知、大阪万博のメインキャラクターとして、登場時には大きく話題となり、その後も一挙一動が逐一報じられています。

万博開催500日前から、大阪メトロ・JR西日本を始めとした各在阪系鉄道にラッピングが行われ、鉄道ファンにも大きな話題となりました。

このミャクミャク様、「かわいい」「畏れ多い」「キモい」と非常に賛否両論なキャラですが、これってPR効果としては抜群ですよね。

既に「ミャクミャク様=大阪万博」の図式が簡単に成立するほど、大きくPRに貢献しているといえます。


誰だっけ…?

さて、2020年の東京オリンピック開催時に登場したこのキャラ、皆さんは名前をご存知ですか?(私は知りませんでした)


彼らは「ミライトワ」(とソメイティ)というそうです。

キャラのイメージを見ると東京五輪だなとわかりますが、事前のPR効果としてはどうだったでしょうか…?

「ミライトワ」と聞いて、すぐに東京オリンピックと繋がる方はさほど多くなさそうです。

試しにGoogle検索してみても

・ミャクミャク様…1310万件
・ミライトワ…54万件

Google検索より(2023-12-01)

と、開催から2年が経過して周知されているはずが、ミャクミャク様とは大きく隔たりがあります。


EXPO70

前回の大阪万博、1970年の時に作られた「太陽の塔」も、当時はあまりウケが良くなかった…と聞きます。
どこか不気味な顔つきや、上から光るレーザー光線など、何も知らない人が見るとちょっとドキッとするようなデザインですよね。

これは作者である岡本太郎氏の

芸術は、うまくあってはならない。きれいであってはならない。ここちよくあってはならない

岡本太郎氏の発言

の精神が、そのまま反映されたかのような出で立ちです。

しかしながら、結果的にこの太陽の塔は50年近くに渡って日本人に愛され、後年になって様々な作品で登場しました。

抜群の認知度・PR効果を持つミャクミャク様も、今から50年後の2073年には様々な作品に登場しているかもしれません。

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