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U19スパース期待の選手5選

 今シーズン、U19スパースがUEFA YOUTH LEAGUE (以下、ユースリーグ)に参戦しSPURSPLAYでも放送するようなので、個人的に期待している選手5人を紹介します。

 以前、U21スパーズ期待の選手5選で紹介した選手。タイレル・アシュクロフト、ロメイン・マンドル(オーバーエイジ枠)、リオ・キーレマテン、ジェイミー・ドンリーとオーバーエイジ枠の選手、トップチームデビューした選手以外から選出しました。

Luca Gunter (ルカ・ガンター)

ポジション:GK
生年月日:2005/3/23 (セカンドイヤー・アカデミー)

 近年、レベルの上がっているスパーズGKの中でもひと際才能を感じるガンター。セービング能力や反応といったGK能力だけでなく、足元の技術にも優れている万能型の選手。最後尾から味方に檄を飛ばすシーンも多くみられる。
 アーロン・マグワイアやアダム・ヘイトンといった先輩を押しのけゴールマウスを守って欲しい。

Alfie Dorrington (アルフィー・ドリントン)

ポジション:CB
生年月日:2005/4/20 (セカンドイヤー・アカデミー)

 ユースリーグの右CBのレギュラーを任されるであろうドリントン。
 上背もありフィジカル的にも申し分なく、エアバトルに強く、体を寄せ相手に前を向かせず、インターセプトもできる。機を見た豪快なドリブルでの持ち上がりや、低弾道のパスを通し攻撃にも貢献。スピードはあまりないので、横の揺さぶりに弱く、裏を取られるシーンも見られるが大型CBにかかる期待は大きい。

Maxwell McKnight (マクスウェル・マクナイト)

ポジション:RSB・RSH
生年月日:2004/10/3(セカンドイヤー・アカデミー)

 右サイドを主戦場に活躍するマクナイトは、ドリブルや味方を使ってのワンツーでボールを運ぶ。相手を飛び込ませてからかわすプレーができ、クロスの精度も高くアシストを量産。
 前で使うには少々突破力が足りないのでSBとして成長させたい。中に入ってもプレーできるので、アカデミー時代のウォーカー・ピータースを彷彿とさせる。

Thomas Bloxham (トーマス・ブロックスハム)

ポジション:AMF
生年月日:2005/4/30 (セカンドイヤー・アカデミー)

 「彼のプレーを見るとみんな彼のことを好きになる」と語ったのは元スパーズのプレーヤーで指導歴もあるサミュエル・ピーター・コックスである。
 線は細いが、見るものを虜にする2列目のプレーヤーで高速シザースが代名詞。足元でボールを受け高速ターンで前を向きドリブルで相手を抜くだけでなく、パス精度も高く、サイドチェンジやラストパスを供給することができる。体は小さいがボールをキープすることもできるので、ボールの預けどころにもなれる。

Tyrese Hall (タイリース・ホール)

ポジション:AMF
(ファーストイヤー・アカデミー)

 個人的に”今”一番プレーの見たい選手。すらっとした体型でボール扱いがうまく、創造性があり、細かいタッチでPBに侵入しゴールを狙う。スピードはないがタメを作れる選手でプレースピードを意図的に落とすことができる。
 見る限り守備は嫌いそうで、どこかパリス・マゴ―マを思い出しスケールの大きさを感じる選手である。まだまだ若く出場機会は少なそうだが一見の価値のある選手である。

 U19スパーズは全体的に若い選手が多いが、マシュー・クレイグ、ナイル・ジョン、マンドルをオーバーエイジとして登録し、ドンリーやリオといった世代別の代表選手を擁し、現在は故障中だがアルフィー・ディバインもいるので、ヤングスパーズがヨーロッパの舞台でどれだけできるのか楽しみである。


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