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23-24 U21 U18スパーズのスカッドを確認しよう

 こんにちは、大阪スパーズです。本日はトッテナム・ホットスパーのU21・U18のスカッドをポジション毎にまとめて確認します。


表の説明

在籍シーズン・・・First Year Academy (8月31日時点で満16歳の選手)から数えて何シーズン目かを表している。途中加入の選手に関しては、加入シーズンから数えて何シーズン目かを表し、冬加入の選手も一律1シーズンと数えている。

サブポジション・・・本職のポジション以外に今シーズン使われそうなポジションを個人的に考え記入している。

白色はU21の選手、灰色の塗りつぶしはU18の選手

※は途中加入選手

GK

 U21はキーリー、マグワイア、ガンターの3人のGKがいるが、キーリーとガンターの序列がわからない。キーリーはPL2の試合に3試合中3試合フル出場、ガンターはプレミアリーグのスカッドナンバーを与えれらている。キーリーの足元の技術は目を見張るものがあるが、個人的にはガンターはかなりの大器なので1シーズンPL2の正GKとして出場させ、来シーズンはイングランド3部あたりにローンさせたい。

 U18は順当にクラスニキが正GKでブロードーンが控えという形になるだろう。今シーズンのFirst Year Academyの2人はプレー自体ほとんど見たことがなく、代表歴もないので特筆すべきことはない。

CB

  U21のCBはドリントンを中心に今シーズン前半は戦われるだろう。PL2ではドリントンの相棒に初戦はパスコッチ、2試合目はアシュリー・フィリップスが起用されている。トップチーム登録のフィリップスがどれだけ使われるかわからなく、昨シーズンに心臓を患い出場数も少なかったエストニア代表のパスコッチも今シーズンで5シーズン目、能力的に物足りない。
 
 そうなれば昨シーズンのトップチームのトレーニングマッチにも出場したセイヤーズが使われそうだが、あまり積極的に使われそうな感じがしない。以上のメンバーにDMFのフォスターを含めドリントンの相棒を前半は回すだろう。冬にはドリントンをローンに出し、チャップリンとモーガンをPL2にコンスタントに出せるようにしたい。そして、U18には個人的に期待しているアデルシ、マンチェスター・シティから加入したライリーを出場させたい。

SB

 他のポジションからコンバートされたロブソン、カサノバ、今夏に手術を受けシーズンの大半を棒に振るだろうリントン、実力はあるがPL2に3試合ともベンチ入りをしていない行方不明中のマクナイトと明らかに層の薄いSB、レディングでチャンピオンシップデビューを果たしているアシュクロフトしか信頼のおける選手がいないのが現状である。
 
 Second Year Academyのキングも昨シーズンU18でさえ満足に出場していない、アデクンレは期待できそうだが、U21もU18もDMFやCBからSBが選出されるだろう。ここ何シーズンも質、量ともにSBが不足している。昨シーズンFirst Year Academyに昇格する予定だった年代別のイングランド代表、ジェイデン・メゴマをサウサンプトンに放出したのは大きな痛手だった。

DMF

 昨シーズンから4-3-3を採用しているので、ここはアンカーの1枠で考える。このポジションはクレイグ、アボットと昨シーズンの最終節でトップチームデビューした2人を筆頭に、後述のIHのポジションにもアンカーとしてプレーできる選手も多く、質、量ともにレベルの高いポジションである。

 現在はクレイグが怪我明け、アボットが負傷中なのでオリバー・スキップと同じ年のフォスターがキャプテンマークを巻いてレギュラーとして出場している。シーズン前半は残りそうなクレイグ、アボット、キーレマテンあたりをスタメンで使いたい。

 U18もブラック、ウィルホフト・キング、ホール、モーガンと多士済々な選手がいるので問題ないだろう。

IH

 トップチームデビュー済みのジョンと、多分IHが一番向いているドンリーの2枚がU21のスタメンになるだろう。しかし、ローン失敗後伸び悩んでいるジョンの代わりにキーレマテンやクレイグをスタメンで使って欲しい。

 First Year Academyのオルセシは世代別のイングランド代表に選ばれ、今夏複数のクラブから興味を示されたビッグタレントの1人。U18が主戦場になりそうだが、今シーズン中にはU21で起用したい。

WG

 U21はWGが2人と明らかに人数不足で交代カードを切るのも一苦労、その上、ウィリアムスが行方不明中なのでPL2ではジョンを起用している。U18にはアカムリッチ、アジャイ、そして神童のムーアが控えているのでU18から積極的に起用して欲しい。ムーアは今シーズン、U21のレギュラーで1年起用するのが理想だと思っている。

 今シーズン印象的なプレーを見せているサンティアゴは、2シーズン前にディラン・マーカンディが記録した14試合12ゴール5アシストに迫る活躍をすればトップチームデビューや他クラブから好条件のオファーが来るだろう。

CF

 U21に他クラブから移籍してきた選手しかいないのは問題だが質的には問題ないだろう。ベルがU21のレギュラーだろうが、高さとフィジカルがあるランクシャーも違った魅力がある。ベルがシーズン後半ローンに出たとしてもランクシャー、アイロウ、アジャイがいるので問題ないだろう。

 U18もアイロウ、レハネとこちらも大崩れはしないメンバーであるがコマ不足は否めない。

U21フォーメーション

 現状のフォーメーションはこんな感じだが、U21カテゴリの選手としては年長の選手が多くなっているので、今後の成長を見越して年少の選手を使いたいので。

 怪我人が帰ってくるシーズン中盤~後半あたりには、これぐらい変更してもいいのかなと思う。

終わりに

 こうしてスカッドを整理するとSB,WG,CFとコマ不足がいなめないポジションがあり、今シーズンも何人か選手を獲得しそうな予感がする。
 
 また、プロとしてのキャリアが全くない選手が多いので他クラブに金銭の発生する移籍ができない、そうなれば年長の選手がだぶついてしまう。もう少しローンを活用し、プロのキャリアを積ませられる選手は積ませ、年少の期待の選手にはU21のカテゴリに早いうちから出場させ、その期待の選手をまたローンさせるといった流れをもう少し作りたい。

最後まで読んでいただきありがとうございました。この記事が読んでくれた人に少しでも発見が生まれ議論の糸口になれば幸いです。
 


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