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巡る道(西国三十三所巡礼・導入)

女子力を研鑽しリア充になると誓いを立て、去る二〇一六年より記事を書きはじめたが、前回記したとおり、今年元日友人の唆しによりうっかり御朱印帳を入手してしまい、運命に抗えず神社仏閣巡りにドハマりして多忙を極め、いまや女子力より先に悟りを開花させそうな勢いである。
当初は手当たり次第だった御朱印集めも少し落ち着きを見せ、題目が変わり、折りに触れ老後の楽しみにと話していた西国三十三所巡りをはじめた。
昭和、平成、令和と時代を跨ぎ、すでに老後に突入していると言っていいのかもしれない。

西国三十三所とは、近畿二府四県(和歌山県、奈良県、京都府、滋賀県、大阪府、兵庫県)と岐阜県に点在する三十三の観音霊場の巡礼である。巡礼といえば四国八十八ケ所のお遍路さんが有名だが、そちらより歴史があり、日本最古の巡礼と言われている。二〇一六年より草創一三〇〇年と題して記念事業があり、益々の盛り上がりを見せている。
そもそもなぜ西国三十三所かというと、阪急・JR京都線沿線に生まれ育った私の身近に、西国三十三所第二十二番札所・補陀洛山総持寺や第十六番札所・音羽山清水寺があったからである。多くの日本人がそうであるように、普段は何の気なしに生活し、元旦など年中行事のとき突如思い出したように参拝する。

西国三十三所のうち二〇一九年五月上旬現在すでに二十二箇所の参拝を終えたが、素晴らしいお寺、感動的な絶景、守り継いできた精神など、様々見た。
ぜひお伝えしたいので、次回より、西国三十三所の寺院を紹介しようと思う。
と言ったら聞こえはいいが、友人が神社仏閣の紹介ブログをはじめたため影響されただけのことである。大したことは書けぬ。

観音様と向き合う日々のなかで、平成をジャンプした私は、令和で女子力と巡り会えるのだろうか。

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