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漁港から直送のモズクを

沖縄・JF勝連漁協「勝連漁協のてんぷら屋」(沖縄県・うるま市)


「勝連漁協のてんぷら屋」は、沖縄県うるま市の食材や特産品を扱う商業施設「うるマルシェ」の屋外フードコート「うるまテラス」に店を構えます。

天ぷら以外にも、「もずくそば」「もずく酢」「もずく餃子」「もずく入りちきあぎ(沖縄かまぼこ)」「もずく佃煮入りおにぎり」など、様々なモズク料理が提供されます。

もっちり衣の「モズク天ぷら」


太くて歯ごたえがある酢の物

もずくそば(650円)には、麺を覆うほどの大量の生モズクがトッピング。

豚骨とカツオ出汁を合わせたコク深い沖縄そばのスープと、生モズクの相性がよく、麺との食感の違いも楽しい。

生モズクがたっぷり乗ったそば



そばにはモズク入りのちきあぎ(沖縄県伝統の魚のすり身の揚げ物)もトッピングされているほか、モズク天ぷらも付いています。

モズク酢(100円)を組み合わせれば、味わいが異なるモズク三昧かつ、ヘルシーな定食の完成です。

天ぷらはモズクのほか、イカ、魚、野菜をラインアップしています。


日本一のモズク生産地

沖縄県は全国シェアの9割を生産するモズクの産地。
中でも沖縄本島の東側に位置するうるま市勝連地域の海は、日の光をたっぷり浴びる高い透明度と水深が、モズク栽培に適していて県内で最多の水揚げを誇ります。

漁場で収穫された生モズクが運ばれる勝連漁協


数量だけではなく「太くて歯ごたえがある」ことも人気の理由です。


獲れたての生モズク
ノンフローズンの「早摘みもずく」をPRする上原組合長


モズクの収穫時期は4月~6月に集中します。
しかし、同漁協は陸の植物で言えば若葉と言える、3月末までの「早摘み」を製品化しました。

菌検査でも細菌を確認しない地下海水を発掘し、洗浄水として利用できたことで、塩蔵や冷凍をせず生のまま60日の賞味期限が確保されています。

勝連漁協の上原勇行組合長は、早摘みモズクの商品を「ぬめりと歯ごたえ、のどごしがよい」と誇らしげに語ります。


耳寄り情報

めんつゆと酢を合わせた調味料で食べるのがおすすめで、「味噌汁に入れると、きれいな緑になる」とのこと。
「うるマルシェ」ほか、県内の量販店で取り扱うほか、漁協のオンラインショップでも販売しています。


店舗情報

営業時間 午前11時~午後6時

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