自分探しの西遊記ー1

・はじめに

2回生が終わりました。
コロナにまみれ、何が何だかわからないうちに大学生活が半分終わってしまったらしいのです。
このまま平々凡々と暮らすうちに、何も起こらず大学生活が終わってしまうのはとても悲しい話ですが、同時に十分起こりうる話でもありました。

ところで実は、2回生の後期をかけて、この問題に対してじわじわと布石を打っておりました。
ご存知の方も多いと思いますが、コンビニと百貨店でバイトをして、割とそこそこの軍資金を手に入れていたのです。
バイト自体は大学生になってから初めてやったので、学業や自分のやりたいこととの兼ね合いはそれはそれは大変でした。
頑張った甲斐あって、春休みが始まったくらいのタイミングでは、21万円くらい貯まっていました。

僕は、コロナによって失われた経験を一気に春休みで取り返してしまおう計画、短的に言えば、「自分探しの旅」を無計画したのでした

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これは、一人の大学生が西日本を周遊して、経験値稼ぎをしたお話です。
期間は2022年2月20日から2022年3月23日まで、32日間。
旅行にしてはずいぶん長期ですが、大学生のうちくらいしかできないことだからと少々無理をして出発しました。
辿った土地は、京都→姫路市→岡山市→高知市→仁淀川→四万十川→大分→福岡県柳川市→太宰府→博多→萩市→尾道市→今治市→岡山市→京都。
地図に経路を示すと、以下のようになります。

道中、本当に様々な経験をしました。もう、全部を語ろうとしたら数日の徹夜が必要だと思います。
だから、皆さんに共有する分は、特に話題性の高かった10の話題に絞ろうと思います。
そこを中心に旅の雰囲気を共有できたらいいなと思います。


・はじめに(Now!)
・旅を始めて三日目には魚を捌くことになった話(岡山市)
・65cmのカツオとマグロの頭を捌いた話(高知市)
・水切り世界選手権2位の実績を持つ馬頭琴奏者に水切りを教わった話(仁淀川)
・知らないおばちゃんの車に突然乗せられて地元の食堂に連れて行かれた話(四万十川)
・レタスを2000株植えた話(柳川市)
・海苔工場で180kgの海苔を箱詰めした話(柳川市)
・散歩中のタヌキと化かしあいした話(萩市)
・日本海の洋上で生きたリュウグウノツカイと邂逅した話(萩市)
・ゲストハウスのオーナーさんに本気料理を振る舞った話(尾道市)
・広島県尾道駅から愛媛県今治駅まで80km、しまなみ海道をキャリーケース引きずって完歩した話
・おわりに


ゆっくり振り返りながら更新していこうと思います。
感想や反応などいただけると嬉しいです。
それでは、参りましょう。


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