おさかなぶんこ 設定/絵地図2
きつねの子や鬼の子たちの日常を描いた『おさかなぶんこ』
彼らの住むおさかな山は、おかめ町のヲノサカという集落にあります
ヲノサカの絵地図は、以前見ていただきました
今回はおかめ町の地図と、その周辺を含めた地図、それらの解説です
『おさかなぶんこ』の世界観をなんとなく味わっていただければ幸いです
ただ、私のこだわりを知っていただくより、かわいい子たちの様子をゆるりと楽しんでいただくことが本望です
たまたまこの記事から『おさかなぶんこ』を見つけていただいて、ちょっとめんどくさそうと思った方は、この記事は読まなくても大丈夫ですので、どうぞ下のマガジンを開いてきつねの子と鬼の子たちの日常をのぞいてみてください
以前から知っていただいた方で設定に興味のない方も、どうぞ今回は飛ばしていただいて大丈夫です
おかめ町地図
おかめ町には五つの集落があります
一番人口が多く、町役場のあるツジ スーパーマーケット、商店、理髪店美容院もあります 兼業農家も多いです トコシエ神社は、町で一番大きな神社でオオナムチを祀っています 日向神社は、東側を流れる日向処川を望むように建てられています
ミサキは数件だけの集落ですが、どの家も大昔からこの地に住む裕福なお家ばかりです ほぼ専業農家です
ウズは阿亀城に城主がいた時代に、側近を務めた者たちがお城がなくなった後も隠居したり住み続けた地です 城主の子孫が、ここに建てた診療所と近くの天狗寺の薬草園が元になり、今では医療福祉関係の施設が集まる地域になりました 古い家屋を利用したシェアハウスや集合住宅もあり、ライフスタイルにこだわりのある移住者も多いです
ホシヤは元々農業に向かない谷地を開拓したり、事情があり集まってきた
職人さんたちがいた集落です 近年西側のエリアに住宅街ができ、新しい住人も増えました そのおかげで子どもが多い集落です 元からの住人と新しい住人がゆるく楽しく交流しています
そして一番人口が少ない集落がヲノサカです ヲノサカにあるおさかな山はおかめ町で一番標高が高く、地理的にも中心にあります
五集落以外
オシロと呼ばれる地域は、阿亀(おかめ)城跡です 昔、戦で焼け落ちてしまいましたが、うっそうとした森のそこかしこにかつての城の痕跡が見られます
ゴボウは、通称天狗寺というお寺がある地域です 天狗寺は阿亀城主がこの地に来た折に建立されました 天狗寺といっても天狗はいないようです
町の南側にだるま沼を中心にした公園と、小中学校、そしておやしきと呼ばれる家があります。おやしきには、かつての阿亀城主の子孫が住んでいます 城が焼け落ちて長らく不在でしたが、メイジの頃、子孫の一人が住み始めました
診療所や福祉施設を運営し町の人々の暮らしに貢献しているようです
おかめ町の周辺の地図
おかめ町の周辺の街と町
〆(しめ)街は、この辺りで一番大きな街です →城下町の佇まい 駅は複数ある デパートがある 商店街が複数ある 高校も複数ある 神社仏閣等も多々ある
古い町並みと商業施設が賑わいをもたらす街ですが、いい感じの規模ですので暮らしやすいようです
訪(おとない)町は、旧街道沿いの町です →駅は一つ 高校もある 街道沿いに商店街
〆街ほどにぎわっていませんが、ほどよく暮らせる落ち着いた町のようです
忽町は、山のふもとにある町です →駅は一つ 高校もある
古くから山の幸と里の幸の交易の場であり、また小さいながらも昔から続く酒蔵や工房商店が点在します 低山を楽しむために訪れる人も多くいます
おかめ町の公共の交通手段はバスだけです 訪町と忽町を結ぶ路線、訪町から忽町を経由して〆街まで行く路線があります ですので、周辺の街町の中でも、この三つの街町と縁が深いようです
天(あま)駆けるものたちの標(しるべ)
おかめ町は上空から見て亀の形をしています
小さな町ですが 周辺は低地が多く 丘陵であるおかめ町は、大昔から天駆けるものたちにとって、目印であり続けています
さらに町の中心であるおさかな山は、ふしぎのものたちが住み続ける地であるので、天駆けるもの、闇に地を行くものたちの休息と交流の場として最適なのです
おさかな山、ヲノサカの地図はこちらです
見てくださった方
ありがとうございます!
今回の見出し絵は、おかめ町の地図の元の図です。自分用ですので見辛いですが、なんでしょうね、私に「ちょっと、こんなのあったよ」って古い地図を引っ張り出して見せられたかのような雰囲気で見ていただければ幸いです。
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