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おさかなぶんこ #7弥太郎茶屋

【おさかなぶんこ】は、絵と言葉で綴る、ゆるり日常ファンタジーです

はじめての方はよろしければこちらをどうぞ

登場人物を確認したい方は、こちらをどうぞ
設定/登場人物



おさかな山の弥太郎茶屋は
むかしむかし
息子の供養のために老夫婦が開いたという

山仕事や商いの合間の休み処として
あるいはお参りの寄り道として
街道の裏道として
忍ぶ道の峠として

土地のものと旅のもの
暗躍するものと憩うもの
人と妖
つかの間隣り合わせに座り言葉を交わす


時代が下っても代々、縁(えにし)ある人々が細々営んできた弥太郎茶屋
この頃は空き家のようですが・・・

怪よりやっかい

やっかいおせっかい

法事のあとに

宏平さんより楽しみな人たくさん


修繕作業中のお昼ご飯


いとこのヨウと宏平、出さん


住みはじめた
茶屋は営業していない、住んでるだけ

こいつは、茶屋だと思っているらしい


宏平、帰郷前の空き家をのぞく二人

中がきれいなのは、カラスさんが掃除していたから


在りし日の弥太郎茶屋 おかみさんと看板娘

おかみさんは山んば 山の中の家と茶屋を行ったり来たり
看板娘は鹿乃(宏平の母)18歳くらいから茶屋で暮らす
この後、宏平が生まれ、3歳になる頃には山んばは隠居するので
宏平にはあまり山んばと暮らした記憶がない

宏平 小学生 桜の頃
母と茶屋で二人暮らし

鹿乃は、一人で茶屋を切り盛り
宏平は毎朝おさかな山を駆け下りて登校

以前書いた4コマだったり
最近書いた一枚絵だったり 混ざっていますが
どれもおさかな山の宏平さん移住のそれこれを描いたものなので
この人たちを写したアルバムのような、表現したスケッチブックのようなものを眺める気持ちで見ていただけるとうれしいです

この頃 私の
心身の調子が悪く ようやく
#7、公開できました
絵を描くことは、自分をなだめる術であるのですが
それさえもできず、の日々でした
また細々続けていきます
見てくださりありがとうございました 
笹いと

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