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マーブルピヨ子が眠りについた話

地球がバグってますね…。
あまりに暑すぎてコッコもくちばし開けて翼を持ち上げたポーズになっていました。

暑すぎてこのポーズ

さて、マーブルピヨ子はマーブル模様のコッコでした。
7月7日、
鬼のように暑かった七夕の今日、
静かに眠りにつきました。

ちょっとしんみりしますが、
今日の気持ちを書き留めておきたいと思います。


冬の間にちょっと体調が悪かった

どうもちょっと様子が違うな?
と思ったのは冬のことでした。

風邪をこじらせた?のか、
みんなに比べてゆっくり歩くマーブルピヨ子。

羽や足など見た目にはけがをしている様子はなく、
ただ動きがゆっくりだった。
寒いのか、
羽毛を膨らませていた。

ある日のマーブルちゃん

餌も食べているし、
水も飲んでいるし、
風邪でもひいたのかな?
と思い様子見をしていました。

他のコッコが不調になることはなく、
マーブルピヨ子だけがなんだかゆっくりだった。

それでもなんだかんだ冬を越し、
相変わらずゆっくりだけど春が過ぎ夏になりました。

小屋の隅で小さくなっている

つい4日ほど前、小屋を閉めに行くと
止まり木に10羽しかいない。

1羽どこいった??
と探すと、小屋の隅で小さくなっているマーブルピヨ子。

どうも止まり木まで飛べなかったみたい。

見た目にも弱っている感じで、
抱っこするととても軽かった。

翌朝、同じ場所で座っているマーブルピヨ子。
仲間たちの砂浴びのせいなのか、
半分くらい埋まっている…💦

見かねた夫がかごに入れて、
日が当たらない涼しい場所に移動。

元気がない

マーブルピヨ子の介護?をした3日間

水の入った器をくちばしに持って行くと
なんとか自力で飲んでいました。

鬼のように暑いので、
玄関の涼しい場所に移動。

立ち上がったり動いたりすることはもうできず、
基本的に眠っている様子で
物音がすると起きていました。

でも、昨日から物音がしても起きることなく
お水も少しくちばしの先を動かすだけで
あまり飲めないようでした。

7日の今日、
すうっと目を閉じて
長いこと眠っていたので、
もういよいよかもしれないと思いました。

くしくも?
今日は結婚記念日で、
ランチに出かけて帰ってきたら、
マーブルピヨ子は静かに眠りについていました。

マーブルの命は重かった

見ず知らずのニワトリならつゆ知らず、

ひよこから育てて
大きく成長して
たまごが生まれて
立派な雌鶏になる

その歴史を見ている、
ともにしているマーブルの命は
私にとっては重いものだったんだなあ

と、気づいたのでした。

生きているものは死ぬもの、
とわかっていても

ニワトリは家禽、
と思っていても

弱い個体は自然淘汰されるもの、
それが自然だとしても

やっぱり元気でいてほしかった。
というのが素直な気持ちです。

たくさんの卵をありがとう

マーブルちゃんお疲れさま。
たくさんの卵をありがとう。

うちの庭(っていうか山)に夫が結構深い穴を掘ってくれて、
マーブルピヨ子にお花を添えて
墓標といってはなんだけど、
育てていたどんぐりの苗木をそこに植えました。

どんな命も尊いもの。
コッコたちが我が家にもたらしてくれる暮らしの豊かさに改めて感謝したのでした。

サポートいただけましたらコッコたちの餌代にあてさせていただきます!どうぞよろしくお願いします。