見出し画像

【第3回】情報リテラシー論レポート

こんにちは、ゴンザレス鈴木です。長岡造形大学の「情報リテラシー論」のレポートになります。第3回の講義テーマは「検索エンジンの変遷と進化」です。

前回に引き続き、ゴンザレスくんと鈴木さんにもレポートに参加してもらいましょう。

キャラ03_アートボード 1

因みに50cm以下のブラックバスはゴンザレスと呼ばれることはないそうです。


01.Googleの台頭と検索エンジンの歴史

トーク0301_アートボード 1

みなさんは検索エンジン、何を使っていますか?GoogleYahoo!Bing…いろいろありますよね。こんなに便利なのに無料で使えるのは、各会社が広告表示や他企業との提携などを収入源にしているから。


2021年現在、検索エンジン界の競争のトップに立っているのはGoogle。今日に至るまで、どんな歴史があったのか、検索エンジンのシェア率の変遷を以下の動画で見てみましょう。

この動画を見ると、Googleが誕生する頃はYahoo!が台頭していたのが分かりますね。あれほど席巻していたのにも関わらず、Googleに王座を奪われてしまったYahoo!…競争社会は厳しいものです。諸行無常の響きあり、ですね。


02.Yahoo!黄金時代

トーク0302_アートボード 1_アートボード 1

どんなにgoogle派の人でも、Yahoo!のトップページは一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?ブラウザを開いた際、最初にそのページを表示するように設定する「ホームページに設定」の仕組み。これがYahooが2000年頃のネット界を席巻する鍵になります。設定しておけば、ブラウザを開くとまずYahoo!トップが目に入りますから、そのまま知りたいことをどんどん検索していくのに便利ですよね。また、天気予報をみることが出来たり占いページへのリンクがあったり…と直感的に利用できる画面だったのも受け入れられやすかったのかもしれません。

また、当時のYahoo!には「カテゴリ検索」というものがありました。カテゴリ毎に分類されたディレクトリ構造をしたリンクの中から合ったジャンルを選択していき、目的となるwebサイトを絞り込んでいく仕組みです。そしてなんと、そのカテゴリ分類は人力で行われていたのです…!!webサイトのオーナーがYahooに審査料を払い、Yahoo!社員がそのwebページを審査と分類をしてカテゴリ登録をする、という流れ。人の目で確かめられたwebサイトは、信頼感が段違いですよね!

しかし、やはり人力には限界があります。次第に世の中のwebサイトが膨大な数に増えていったことでカテゴリでの検索は困難になり、2018年には失くなってしまいました…。因みに現在でも使用されている「キーワード検索」がメインになってきたのは2007年頃のこと。時代に合った検索方法を使うのが効率良いですよね。


03.検索エンジンが無料で使えるワケ

トーク0303_アートボード 1

Yahoo!で検索した際、本命の検索結果よりも上位に広告Yahoo!の関連サービスが表示されたという経験、みなさんありますよね。一見煩わしくも見えるこの広告の仕組みこそが、Yahoo!検索を無料で利用できる理由の一つです。Yahooは他企業と提携することで得られる収入で、その運営費用を賄っているのです。

では、Googleの検索結果に広告が出ないのはなぜ?と思いますよね。その理由は、Googleは検索エンジンの会社ではなく、実は広告代理店であるということに拠ります。グーグルの収益はそのほとんどが広告(検索連動広告やネット上の広告取次)によるものなのです。

私たちが無料で便利に使える理由、すなわち各エンジンを所持する会社の収入源は、それぞれ異なるということですね。


04.まとめ

今回は検索エンジンが辿ってきた歴史とそれぞれの会社の仕組みについて学びました。時代によって変わっていく検索エンジンの姿、これから先の未来ではどんな風に変化していくのでしょうか。検索の仕組みがますます便利になるといいですね。

第4回である次回講義のテーマは「ソーシャルメディアの台頭」です。寒くなってきましたが、来週も頑張っていきましょう!

以上、ゴンザレス鈴木でした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?