見出し画像

少し外れたところがいい。音楽も人も~ジャズ的ライフスタイルのすすめ

 というわけで、今回は、「許しあえること」のお話をしていきたいと思います。
 今日は、許しあえること、そのために必要なことってこんな条件がいるというお話です。
 なぜこんなタイトルにしたかというと、最近、ロシアのウクライナへの軍事がニュースで伝わってきています。戦争は、本当に悲しいことですし、人の命は守られなければいけない。いろんな事情があるとおもいますが、戦争は何より悲しいです。

 ぼくらの生活のなかでも、人と争うことってのは往々にしてあります。例えば家族、友人、お客さん相手は様々。でも時代は、ひとりひとりの個性を認めて、いろんなライフスタイルが認められてって風に変化しているといわれています。そんな人と人が分かり合える世界が広がっていくことで、平和が訪れる、そんな願いを思って今日はこのタイトルを付けました。

 皆さん、人にむかつくことってありませんか。でもそんなとき、実は振り返ってみると、どうしてそんなに自分はこだわっていたんだろう。どうしてあんなにエキサイトしてたんだろう。振り返ってそう思うことありませんか? 

 僕も今、自分と違う意見を持つ人が現れたとき、怒りを抑えることができないことがありました。でも、今日の考え方を定着させることで、もう少し広い視点でモノを見ることができるようになってきました。まだ完成はしてませんし、発展途上ですけど。
 みなさんも、今日のやり方を実践していただくことで、もっと心がリッチになると思います。

 僕は、人とテクノロジーをタップダンスでデザインする地方公務員としてタップダンスのお話や、コミュニケーション、キャリアコンサルタントなど、ぼくの身の回りに起こるいろんなお話を発信しています。
 今回ご紹介する動画以外にも有益な情報がいっぱいあるので、ぜひチャンネル登録をしておいてください。


選択できる=考え方の違いが生まれる

 今、ぼくたちの周りでは平和な社会が続いています。すごく尊いことだと思います。こんな社会になるまでに、日本でも戦争がありました。
 古くは戦国時代を織田信長が天下統一し、豊臣秀吉、徳川家康と時代が流れ、江戸時代に社会のシステムが創られてきました。明治維新を迎え、大正デモクラシー、昭和と時代が流れてきました。

 社会が統一化されると、社会のしくみシステムが創られてきます。民衆は、つくられた社会のシステムの上で一定、暮らしていくことになります。

 法整備が整い、今は平和で秩序のある社会が一定整っているように思われます。

 人も、お茶の間にテレビ、家族で食事の時代から、今ではテレビを見ない世代も生まれています。
 世帯とか、家族とかいう単位から、極めて個を意識したスマホなどのアイテム、また人と新しいかたちでつながるSNSなどが生まれてきました。
 最近、SDG’sが言われているのは民主主義が成熟してきた結果でもあり、テクノロジーの進化も手伝って、より自由意志・自己責任で暮らし方を選べる時代になっています。

SNS炎上の仕組み

 SNSは便利。個人が自由に発信して、良いと思うものをいいねと共感できる。でも、よく炎上するケースもあります。

 それは、批判。本来、批判をするのも自由であるし、意見の違いがあってもいい。でも、わざわざ人を傷つけなくてもいいんじゃないかって僕は思います。最近は、何か許せないって人、謝れって文化が多いような気がします。

 前にもお伝えしましたが、マズローの5段階欲求説

 誰しもが、人に認めてもらいたい!お金がたくさんほしい!おいしいもの食べたい!そう思うでしょう。ひとの欲は、計り知れない。

 マズローは、1908年に生まれたアメリカの心理学者で、人間心理学の生みの親と言われています。そんなマズローの5段階欲求段階説。

 人の要求はピラミッドみたいに5段階になっていて、1段目の要求が満たされると、次の要求を求めるというものです。

 まず、一番ベースにあるのは、生理的要求。これは食欲、睡眠欲、性欲など人間が生きるために一番基本の要求です。

 これが満たされると、安全の要求。これは経済的な面も含めて、安心安全な環境で暮らせるという要求です。

 次に、親和の要求。これは、家族や組織など、何らかの社会集団に所属して安心感を得たいっていう要求。

 さらに上に行くと、自尊の要求。承認要求ともいいます。単に集団に所属するだけでなく、所属する集団の中で高く評価されたい、自分の能力を認められたい、っていう要求です。

 最後、一番上は自己実現の要求。自分にしかできないことを成し遂げたい、自分らしく生きていきたいという欲求です。マズローは自己実現を達成できる個人は4%と言っていたそうです。

 さらに、上に自己超越の欲求というのがあって、「社会をより良いものにしたい」「世界の貧困問題をなくしたい」など、社会貢献とか、自分を超えるレベルを実現したい欲求です。

 要求のレベルはボトムからトップに行くにしたがって、依存性から主体性を持った要求になってきます。

 人は元来、自己実現、さらの自己超越に向かって成長したい生き物だということです。


 ひとは、自己肯定感が要求の中にあって、民主主義が成熟して平和になると、生理的要求、安全の要求、親和の要求が満たされると、自尊感情が生まれます。いわゆる承認要求、社会で認められたいっていう要求ですよね。


 SNSでのいいねはそれを満たしてくれる。また、炎上で共感されるのも自己肯定感が満たされる。こうして、人のサガがSNSを通じて展開されている。

 ても、その一方で、自尊感情が侵害されたり、さらには、いじめなど、親和の要求が侵害され、安全じゃなくなる、最後は命も、それが戦争の成れの果て

 誰かがより承認要求を求めることにより、誰かが侵害される

 人は、争うことが性の生き物なのでしょうか?

タップやジャズにみる自由なライフスタイル

 タップダンスでは、インプロビゼーションという分野があります。いわゆるアドリブで踏む世界。ジャズでピアニストなんかが、一定の音、スケールとか言いますが、一定のルールの中でアドリブでメロディを創り、パフォーマンスします。それと似た世界。
 ピアノもルール無視で弾いても人には伝わりません。ただ、ルール通りでもあまり光らない。少しルールから外れたところで、そんな展開ある!っていう構成にこそ、人を感動させることがあります。
 タップダンスも同じで、一定のルールの中、でもそんな展開あり?みたいな創造性が大切になってきます。

 でも絶対外せないことがあります。それは、作品を一緒に創っている例えば、バンドメンバーやダンサー、セッションしている人とつながっていることです。

 これって人の仕事と同じで、人とは違う創造性あふれる仕事に対して評価される。でもそれは人とつながれることが大切です。つまり、自分だけやってたらいいわって、人とつながれなかったら、仕事にはなりにくいかもしれません。

 無数の中で、自分のスタイルを自信をもってパフォーマンスしていく。それは、楽しみでもあり、また苦しみでもあります。自分を創っては壊す。その繰り返し。自信がなくなったり、自信過剰になったり。そんなこともあります。

 でもきれいごとを言うと、どんな人ともつながれる やさしややゆとり、許容できるココロ、こういったものが社会にあって、例えば、これまでのジャズではないけど、新しい音楽が、新しいアートが生まれてくる。そんなことをこれから見つける時代になるのかもしれません。

 許容できるココロは、もしかしたら、周りには最初ストレスかもしれない。でも許容できる幅を増やしていくことが大切ではないかと思います。

 まーいいじゃないですか。

 いいところがあるんじゃない?
 人はひと。そう思うのも理由がある。許容するココロが自分も許してくれる。肩の力を抜いて、楽しく、ゆるーく、いく。これでいいんじゃないですか?

 他人の評価が気になるなら、人に聞けばいいし、そんなの気にならないのなら、それを通して通用するところまで徹底的にいけばいい。どうですか、この考え方。
 人は人。

 ジャズにみられるように、新しいものを否定しない。
 許容しようよ。

 でも意見は持ってもいい。
 伝えるのを我慢する?

 それもストレス

 でも、どれだけこの人我慢できるんだろうかなんて、試さないでね。結構すぐ切れるので・

 さて、今日のお話まとめてみます。

選択できる=考え方の違いが生まれる

 今、日本は一見平和で秩序のある社会が一定整っているように思われます。

 今ではテレビを見ない世代も生まれていて、世帯とか、家族とかいう単位から、極めて個を意識したスマホなどのアイテム、また人と新しいかたちでつながるSNSなどが生まれてきました。
 最近、SDG’sが言われているのは民主主義が成熟してきた結果でもあり、テクノロジーの進化も手伝って、より自由意志・自己責任で暮らし方を選べる時代になっています。

SNS炎上の仕組み

 SNSは、そんないろんな選択を表現できたり、自分の選択が人と共感されたりすると、承認要求が満たされる、とても便利なアイテムです。
ても、その一方で、人を批判したり、許せなかったりして、ほかのだれかの自尊感情を侵害したり、さらには、いじめなど、誰かの親和や安全の要求が侵害される、そんな側面もあります。

ジャズにみる自由なライフスタイル

 タップダンスでアドリブで踏むとき、ジャズでピアニストがアドリブでソロを弾くとき、ルール無視で弾いても人には伝わらない、でもルール通りでもあまり光らない。少しルールから外れたところで、そんな展開ある!っていう構成にこそ、人を感動させることがあります。

 でもきれいごとを言うと、どんな人ともつながれる やさしややゆとり、許容できるココロ、こういったものが社会にあって、例えば、これまでのジャズではないけど、新しい音楽が、新しいアートが生まれてくる。そんなことをこれから見つける時代になるのかもしれません。

 まーいいじゃないですか。

 いいところがあるんじゃない?
 人はひと。そう思うのも理由がある。許容するココロが自分も許してくれる。肩の力を抜いて、楽しく、ゆるーく、いく。これでいいんじゃないですか?
 そんな考え方でやると、みんな幸せになれそうな気がします。

 今日も最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。

 YouTubeのチャンネル登録とLINE公式アカウントもよろしくお願いします。
 人とテクノロジーをタップダンスでデザインする地方公務員 フクシンでした。
 また次の動画でお会いしましょう。 


この記事が参加している募集

#習慣にしていること

131,143件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?