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アニメ「SPY×FAMILY」スパイと殺し屋とエスパーの家族構成

スパイと殺し屋とエスパーの家族構成。この家族構成はすごくいい。スパイと殺し屋は洋画でありそうなんだけど、そこにエスパーを混ぜることで家族のコミュニケーションを円滑にしている。スパイなら妻が殺し屋だったら何かしらの違和感をみつけるだろうが、エスパーがいることで彼女が上手く立ち回ることで物語が成立している。構成が見事だから、ギャグもシリアスも面白い。2期の豪華客船のストーリーが最たるものだった。

○ヨルの戦闘シーンがすごく力が入っていた。2期になってコメディ感が少し薄れて、というか、ヨルが自分と向き合うための話が続いていた。数話構成で後日談もあるのがいい。豪華客船での戦いはアーニャとロイドと出会わないか怖かったが、今はでくやすことはなかった。ヨルは暗殺者として怖いが、ロイドとアーニャとの生活で自分の仕事との付き合い方が変わるかもしれない。

○アーニャの学園物語がかなり面白い。一期のアーニャの親友、ベッキーの話が良かった。ベッキーは家柄により友達ができにくかったが、アーニャがそれを気にしない行動により親友になっていく。特にアーニャが小さなぬいぐるみを渡すシーンは最高であり、二つのぬいぐるみが二人の親密度表すアイテムになるのがいい。スパイファミリーはアーニャの学園サイドをしっかり描写してくれるのがよく、これによってアーニャの子供らしさが強調される。シリアスだけでは飽きてしまうが、学園ものという日常を取り入れることで、飽きにくくなっている。

○2期も面白いが、実感パワーダウンしたかも。ただ、短編が続いているから、数話かけて物語を進めてくれると面白い。今は3人が誤解しながら展開がシッチャカメッチャカしないからそーゆー風に感じてしまう。1期で面白かったのは学園とスパイシーンなので、増えれば面白くなる。あと、やはりヨルとユーリの話はギャップで面白い。

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