【レポート】タイのSiTE2023に参加してきました
大阪ヒートクールの相澤です。
先月メンバーの吉國と、タイ・バンコク最大級のスタートアップイベントSiTE2023にてThermoScratchの展示をしてきました。
1. SiTE2023
コロナ禍の影響により現地開催が2019年から4年ぶりになります。会場では、フォーラム・ブース展示・ビジネスマッチング等が実施されました。
今回は特に食や健康にまつわる出展が多かったです。
1.1. ブース展示
ブース展示では、会社Tシャツを着て。スタートアップ界隈だけでなく、高校生たちが校外学習で来たり、タイのインフルエンサーたちが自身のSNSにアップするための取材に来たりしていました。
1.2. ピッチで発表
6人の審査員の前でピッチを行いました。質疑応答では、審査員の方々からビジネスやタイ進出に関したアドバイスをいただきました。その後に会場内の希望者にThermoScratchのデモを行い、とても好評でした。
2. バンコクに行く前に知っておきたいこと
ここではバンコクに行く前に、これだけは知っておいた方がいい情報をまとめます。
2.1. 室外は猛暑、室内は上着必須
6月のタイは平均最低気温が26℃、平均最高気温が34℃という猛暑。あまりの暑さにワット・ポーと王宮で観光して歩いただけで熱中症のような症状になったので、すぐにホテルに引き返しました。観光地から次の観光地まで距離があるので、歩くのなら日傘を用意しておけばよかったなと思います。
その一方で展示会場やデパートは半袖でいられないほどクーラーが効いてます。SiTE2023のスタッフ曰く、「東南アジアは寒いくらいクーラーが効いているのが好み」らしいです。そのため、上着や腹巻きなどの防寒グッズを用意した方がいいです。
また、クーラーがずっと効いているので部屋が乾燥しやすいです。そのため、私は唇が切れたり喉を痛めたりしました。リップクリームやのど飴の準備をしたり、事前にホテルに加湿器があるか確認したりするとよいです。
2.2. 電車やタクシーが安い
電車は1駅で17B(約69円)、タクシーは空港からホテルまで約30kmで300バーツ(約1200円)でした。
電車はモノレールと地下鉄があり、各々にSuicaのようなICカードがあるので購入しておくと便利です。ただし、モノレールのICカードを地下鉄で利用することはできない(逆もそう)ので、両方のICカードを買う必要があります。ちなみにタッチ決済Visaカードも使用でき、Suicaのように改札でタッチをすれば決済ができます。
タクシーは『Grab』という配車アプリを利用しました。GrabはUberに似たサービスで、事前にクレジット決済ができます。現金でも支払いができますが、運転手が高めに値段を請求してきます。さらに、メーターがついていないタクシーも、高めに値段を請求してくるので注意です。
2.3. 信号機がほとんどない
バンコクは朝からバイクや車の交通量が多い街です。その一方で横断歩道はありますが、信号機がほぼついてません。
どうやって横断歩道を渡るのかというと、タイミングを見計らって無理矢理横断歩道を渡ります。車やバイクが直前で停止してくれることを信じて渡るしかありません。
2.4. 料理がすべて辛い
タイの現地料理はほぼすべて辛いです。基本的に辛い料理か激甘スイーツしかありません。現地の人曰く、「タイの人は濃い味が好きだから超辛いものと超甘いものばかり食べている」そうです。
辛い食べ物が苦手(カレーの中辛も苦手)な私は、店員さんに「辛くないものが食べたい」と言ったのですが、出してきたパスタには唐辛子が入っていました。タイ人にとって「辛い」とは「人間が食べられないほどの激辛」のことをいい、「我慢すれば食べられるくらいの辛さ」は「辛くない」に入るらしいです。
これの対処法として「子どもが食べられるほど辛くない料理をください」というと、我々の思う辛さゼロの料理が出てくるらしいです。
空港のレストランやホテル・展示会場にあったビュッフェは、さまざまな国の人が来るため、辛くない料理が多かったです。
3. おわりに
SiTE2023にてThermoScratchに関するフィードバックをいただき、タイの方々にも好評だった点とこれからの改善点を知ることができました。最初はコミュニケーションに不安がありましたが、英語を話せる人も多かったので問題なく過ごすことができました。ただし、衣食住に関しては文化の違いを大きく感じたので、タイに行く前に調べて準備した方がよかった点もありました。
この記事が、みなさんのタイ出張に役立てば幸いです。
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ライター:相澤 裕貴
大阪ヒートクール株式会社
大阪府箕面市船場東2丁目5番47号COM3号館4-2号室
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