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鈍考

表題の名前の施設(店)が京都の北・修学院離宮のさらに奥の住宅街にひっそり佇んでいます
https://donkou.jp/
私設図書室です!・・・ブックディレクター・幅さんがプロデュースしたそうです
京都市内ですが、出町柳駅から叡山電車という単線に乗って10分、無人駅で降りて、そこから歩くこと10分・・・駐車場もない・・・歩いてくるしかない場所です
住宅が並ぶ一画に「鈍考」があります
図書室ですから本屋でも、図書館でもありません(つまり本の数が充実しているわけではありません)・・・そこに喫茶カウンターがあるので喫茶店の様相もあります(決してカフェではない、、)
畳間があったり、ゆったり座れる椅子もあり、また縁側もある・・・住宅街ではありますが、目の前は森、林が広がっていて、それを借景にしながらゆったり本を読む・・・なんなら本を読まずぼ~とするのも心地がいい・・・
人数制限をしているの(6名限定)でゆったり、静かに過ごせる・・・
名前の通り「鈍考」・・・
喫茶、図書室・・・それぞれは巷にどこでもあるものですが、それにコンセプトをつけてつなげ、しかも立地は悪い・・・くらいの場所であることで活きてくる・・・
秀逸な組み立てに思わず唸りました!
「企画編集」というのはこういうことを言うのではないか・・・と帰り路、ゆっくり歩き、単線に乗りながら(もちろん鈍行列車)鈍考した!

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