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ホテル朝食

コロナ禍の終息で益々旅行客、とりわけインバウンドの戻りが急速になっています! コロナ前に起きていたような、ホテル開業ラッシュやそれに伴っておきる「観光公害」的な現象がこれからの課題になっていくそうな様相です! ホテルラッシュのニーズの高まりによって、以前もありましたがゲストハウスやカプセルのような泊まるだけの「寝床ビジネス」も再び広がってくると思います
いわゆる、オペレーションの手立てや人材を極力抑えていける体制…宿泊特化をベースにしていくビジネスモデル?です
当然、それが行き過ぎると、付加価値やサービスメニューをいかに効率化しながらつけていくか…という風になっていくのも必然です
このあたりはまさに「宿経営者」の思想に拠るものであると思うので何が正解かはありませんが、わりと共通していえるのは、価値を上げる(ないしは下げるの止める)ために重要なのは「朝食サービス」なのではないかと思います! いくら客室が小さくても、ないしは古くても、ないしは不便なところにあっても、それでも朝食が絶品だ!となれば・・・それでも「朝食を食べるために泊まる」という動機付けがあがります
これ夕食だと・・・辺りにたくさんの競合がある上に、しっかりした食事となると人手も人材もかかってくるので難しいので、やっぱり朝食が「対効果」でいえば着手しやすい・・・競争優位性をあげていけやすいコンテンツ?なのだと思います
ということで、その朝食の差別化・・・それはボリューム満点(なわりには安い)とか、そのホテル独自に強み商品がある、地産地消を徹底している・・・など色々な戦い方があるのだと思いますのでそれも宿経営者の思想に拠るわけです
ということで先日、梅小路POTELとも協働戦線を引いているヴィスキオ京都の自慢(と聞いていたので)の朝食を食べにいきました! まさしく「凄い!」でした・・・400室あるホテルだけにブッフェのスタイルのスケールも大きく展開出来るはわかりますが、それにしても「量で凌駕!」していました! グランビアの経営ですから当然、量だけでなく質もよい、・・・ 私も色々ホテルの朝食を食べてきていますが、これは「やり切ってますね!(やっちまってますね!)という感じです! 朝から、ビフテキ、シェフが出てきて焼く、地産のものも豊富、海鮮丼からすき焼き、朝からシャンパン・・・などなど出来ること全てやってます! ここまでやり切ると参考を越えて、逆に自社でやるべきことは「絞ること」だと再認識できます
いずれにしてもホテルは「(どうせ)泊まるならあの朝食のあるホテルへ」となるのはコモディティ化されたホテルにとっては大変重要な勝ち戦になるのだと改めて思いました! ちなみにセトレはこの「どうせ」ではない・・・まさにコモディティ化から外れた領域で戦うホテルなので、さらに、特徴と磨きをかけて、競争優位を汲み上げなくてはいけない立ち位置であることも再認識した次第です

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