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BIG MOTOR

「車を売るならビッグモーター!」の同社が倫理に反した行動で連日報道されています
売上を上げるためにお客さんが修理に出す車の保険請求上乗せするために、故意にさらに車に傷をつける…などというたちの悪い子供の悪戯…よりもたちの悪い、というか意図する故意なので犯罪行為なわけです
社長会見では、会社ぐるみではない、ということですが一定の責任を負うということで辞任となっていましたがなんとも煮え切らない話だと思ったのは多くの人の印象ではないでしょうか? リスクマネジメントやコンプライアンスの専門家は「知らなかった、が問題なのでなく(それも問題だけど💦)、気付かなかったということが会社組織として大問題」と言っていました
私、かつて大手証券会社の営業をしていましたが、その際も各部署、各人にノルマが課せられていました
当然、犯罪侵してまで売ってこい!とは言われませんでしたが、部署内では、それに近い行為はわりと蔓延していました、守るべきルールを解釈によってはギリギリ、ないしはお客さんとのなんとなくある関係性の中で逸脱することも、数字をあげるためには行うことなどありました!…おそらくそんな空気がこの会社には流れていたのだと想像できます
上辺だけの情報だと、何が本当かわかりませんが、これ対岸の火事ではないな・・・と思いました! 私自身、小さな会社、小さな組織であっても知らないこと、気付かないことは多いわけです
SNSなどの発展で平気で内部情報などが広められる中(もちろん内部機密情報流出も犯罪ですが)・・・より個々人のモラル、企業のモラルが求められる・・・人と企業の倫理観が並列である・・・つまりビジョンや理念が共感され共有されている状態が強固なその社風を形成し、社格を育むのだと思います! そこをおろそかにすると、いくら大きな会社、それまで社会的に評価されていた会社でも一瞬にして地に落ちる・・・というか地に落ちる会社はきっと、急に落ちるのでなくシグナルが出ている、それはきっと社内から出ているのだ!・・・それは知っている知らないではなく、気付いているかいないか・・・それが社長を筆頭にしたリーダーの重要な責務なのだと強く思った次第です

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