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準備力が「格差」となる

準備力格差
関西の緊急事態宣言が解除され、感染対策等、人の集積には慎重になる様子はあるものの、少しずつ、人の流動が増えていく傾向になりそうです。
以前の第一波の緊急事態宣言の時と比べ今回はそこまで自粛の動きは広がっていませんでした・・・それは当初より 死亡率がさほど高くない、若者の影響はあまり大きくない・・・など少し実態が見えてきた・・・というか、こなれて来た・・・加えワクチン接種などが始まったなどなど・・の動きがあるあるからでしょう。

楽観してはいけないでしょうけど、やはり人々の消費活動≒生産活動が停滞し続けることの社会的リスクは甚大でこれは我々企業人にとってはなんとか「動いてくる」「動かしていく」ことが大事。

そして3/1から、即、世の中の動きが活発になるわけではないですが、動きが起こる準備を万全にしておかなくてはいけません。以前のように戻ることを想定する準備ではありません。以前はほとんどの人がZOOMを利用していた人はいません。
が、コロナ後に元通りZOOMを利用しなくなる人が減る・・・ように感じている人はいないと思います。つまり・・・以前に戻るという想定での準備は準備ではありません。居酒屋のワタミの渡邊会長が、ハッキリと「居酒屋業態の市場規模は7割になる」と断言し、ワタミのほぼ全店を焼肉店に転換するそうです。焼肉店が正解なのかどうかはわかりませんが、創業以来30年で築き上げた業態を捨てる覚悟や心境は想像を絶しますが、それも準備力です。様々な準備の仕方、考え方がありますが、この「準備力」が格差になることは間違いないのだと思います。

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