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ベンチャーとしての鉄道業

鉄道会社と言えば、その文字「鉄!」通り硬そうなイメージがあり、ホロ社でも関係のあるJR社、も元々国鉄、阪神社も古い組織体質があるような印象を持ちます・・・そう感じるのが普通だと思います!

しかし、よく考えてみると鉄道業は100年前はベンチャー・・・まさに今でいうIT企業級のイノベーション?起業マインドによって成立していった歴史があります!

その代表格な人物が、阪急電鉄を創業した小林一三

阪神電車の後塵と言われていますが、それまでほぼ路面電車だった鉄道業から・・・郊外の荒地?土地を買いはじめ、そこに鉄道を敷く、タダみたいな土地に住宅をつくり分譲をはじめ、通勤需要をつくり、土日は駅上(前)に百貨店をつくって賑わいを持たす・・・東宝という映画館をつくったり、宝塚歌劇団をつくったりして何もない郊外の土地の価値を高め、その含み資産で商売を発展させる、芦屋を新興の高級住宅街として仕掛ける

夏に電車往来が減るとみて甲子園で高校野球大会というイベントを仕掛ける

まさに電車の路線を取り巻く地域の価値をあげることで、鉄道収入の需要をあげていく・・・

まさに需要を創り出したベンチャー・・・としかいいようがないわけです!

そういえば、私が学生時代、30余年前に京都駅前にはビルも百貨店もホテルもありませんでした・・・が今や商業施設に溢れています!

JRも遅まきながら「鉄道業」(輸送業)から「鉄道を取り巻くサービス業」に転換しています!

今、そう考えると、なぜそんなこと思いつかなかったのか??と不思議に思いますがそれは後付けの話・・・その当時の時代ないしは普通の人は、そんなことに気づかないものなのでしょう!(スマホが世の中の出る前に、スマホが世の常識になると思った人はかなり希少・・・というかいない・・・)

勿論当時、そんな突拍子もないことをいう人(会社)に銀行も金を貸すこともなかったのだと思います!

ベンチャーとはそもそもそんなものなのだと思います!

そしてホロ社もそもそもベンチャー企業!・・・なのでそのスピリッツはいつまでも持ち続けたい!

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