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皆が怪物!?

映画「怪物」https://gaga.ne.jp/kaibutsu-movie/ がカンヌ映画祭で脚本賞を受賞し只今劇場放映中です! 「怪物だ~れだ」のCMキャッチにインパクトがあり、物語りの内容を想起させますが、たくさんの登場人物がいて、それこそいじめる子供、いじめられる子供がモチーフになっているわけでなく、その友達、先生、その上司、親・・・それぞれに潜む「怪物的資質」が描かれている
是枝監督はこれまで「そして父になる」「海街ダイアリー」「万引き家族」などなど日常の人の生活に潜む心にフォーカスしている・・・(ある意味、闇・・・みたいなものでもあるかも)、そしてラストは、何か見る者に考えさせる・・・ハッピーエンドないしは気持ちのいい終わり方をしない・・・いい意味で! それが私的に、是枝監督の秀作たる所以のように思います! 改めて、予定調和でない、考えさせる映画作品によって感性が研ぎ澄まされたり、養われたりすることを実感しました!

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