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3.11で学ぶ「循環」

ここ数年、SDGSという世界的な取り組みもあってその「S」
サスティナブル・・・これは「持続的」というように訳されます。つまり一時的ではないということですが、SDGSはそのキーワードに17の項目を挙げているということです(ここでそれ書き出したらキリないのでやめときます)

東北の桜植樹

ガーデンシティクラブ(=GC)で長年取り組んでいる、東北の桜植樹
これはGCのランチを食べたら、その代金の一部をGCとして東北で被災した地域に桜を植えていく寄付をしていくという取り組みです。お客様や会員様が、無理をして?寄付をしたり、それを強いたりするわけではありません。消費行動の(ここでいえば、日常の生理的、物理的ニーズを満たすための行動)の一部(ある意味ついで・・・)に何か社会的課題や誰かや何かに役立つことにつながっています。それが相手に恩着せがましくもなく、また押しつけがましくもなく、憐みなこともなく、純粋な相互扶助的な流れで実現していることが自然な流れでよい。そして何より年に1度、溜まったお金で植樹資金にあてていただき、植樹の機会に寄せていただくのですが、それって被災した人たちに元気を与えたいという気持ちもあったわけです。しかし、実際現地の皆様と触れると、逆に元気をもらうことが出来る・・・これがささやかな事ですが。スゴイことです!

自利と利他の共存

そこでいつも思うのですが、何かを与えたい、誰かに役に立ちたい、、つまり利他と思っていた行動が、実は自分の不足や枯渇している精神に和らぎを与えてもらっているような心地になるのです。それって実は、自分に気持ちを満たす自利のため・・・となっているのではないかと・・・しかし、人間はこの自利と利他は共存しているのだと。しかし、それがこのサスティナブルとか循環といった概念にとってとっても大事な人間の本質や本能なのではないかと・・・この3月14日を迎えるたびに覚えるのでした。

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