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怒りが原動力

今、日経新聞「私の履歴書」の連載はファッションデザイナー・山本耀司氏です。

氏の洋服を着ることはありませんが、兼ねがね、この人はデザイナーでなくアーティストなのではないかと思ったりしていました!そう思っていた理由がわかりました!
生後間もない10か月の頃に、父親が戦士したそうです。人の命が紙切れほどの重さしかなかった時代に、軍や政府の無策に付き合わされた・・・

それがあったがために図りえない家族の苦労・・・「陛下の言葉」にも嘘つけ!と感じた無念さが怒りになってひねくれものになったとか・・・
「僕のことをわかってもらいたくない! そう簡単にわかってたまるか俺の気持ちが!」
それが、これまで、そして今の服づくりに反映されているのだとこれを読むと感じます!
それって「アート」だなあ~と
よくアートとデザインの違い定義するとき、前者は「問題提起」後者は「問題解決」と言われます。
後者は消費者に寄り添うけど、前者は社会と向き合う!
この一貫した姿勢、というか思想が、この人物を生み出したのではないかと思いました!私たち事業者の姿勢も「消費者寄り添い型」と「社会向き合い型」があるように気がします!

勿論「社会と向き合いながら消費者に寄り添う」のが成功の秘訣だと思うのですが、どちらに軸があるのか・・・によって経営の奥行きが違いのではないかと・・・アート的とデザイン的・・・ホロ社は前者の志向で

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