【スプラトゥーン】スプラ力解説:前編「対面力」

どうも、おさぴーです。

今回のテーマは「スプラ力(すぷらりょく)」についてです。
対象は全ウデマエの方ですが、特に「どうやったら上達するんだろう」と伸び悩んでいる方の参考になればと思います。

書いていたら長くなってしまったので前編と後編に別けることにしました。

そもそも「スプラ力(すぷらりょく)」ってなんぞやって話ですが、僕が勝手に作った造語です、すみません。
「こういう事できる人が勝てるよね」という「強さを構成する要素」を「スプラ力」と定義し、解説していきます。

■スプラ力=「対面力」+「立ち回り」

スプラ力とは、ずばり「対面力」と「立ち回り」です!
「対面力」と「立ち回り」って同じじゃないの?と思われるかもしれませんが、以下のような違いがあります。

「対面力」
 →相手をキルする力、デスしない力
  例えば以下のような行動です。
  ・先当てしてキルできる
  ・味方をフォローして横からキルできる
  ・射程負けの相手に引き撃ちされたら、一旦下がる
  ・進行方向に投げられたスプボムを慣性キャンセルでよける

「立ち回り」
 →ルール、状況を踏まえた行動ができる力
  例えば以下のような行動です。
  ・エリア確保したので、前線を上げる
  ・ヤグラの進行方向をクリアリングしに行く
  ・味方がホコを持ったので、敵高台を塞ぎに行く

何となくイメージできたでしょうか?
例えば「キルは取れてるのに全然ウデマエ上がらない」なんて人は、「対面力」はあるけど「立ち回り」に問題がありそうですよね。

それでは本題です。
今回は対面力について解説していきます。
(「立ち回り」は後編で!)

■対面力

対面力を構成する要素はこの4つです。
・キャラクターコントロール
・状況把握
・予測
・判断

それでは、詳しく解説していきます。

・キャラクターコントロール

略してキャラコン。スプラ力の中でも、基礎中の基礎です。
サッカーで言ったらリフティングやシュートの練習といったところでしょうか。ルールやセオリーを知っていてもボールを蹴れなかったら勝てませんよね。
キャラコンの中でも、下記は最低限必要なスキルです。

 ・イカ移動、ヒト移動がそつなくできる
 ・試し打ちで静止したバルーンにインクを当てられる
 ・試し打ちで動く対象にバルーンにインクを当てられる
 ・ボム等を思った場所に投げられる

そのうえで、下記のような細かなテクニックができれば、撃ち合い時の選択肢が増えていきます。

 ・曲射
 ・ジャンプ撃ち
 ・スニーキングイカ移動
 ・慣性キャンセル
 ・着地狩り
 ・ドラッグショット

・状況把握

敵味方の状況を把握することで、有利・不利の判断材料にします。
いかに多くの情報を得られるかがとっても重要です。

例えば以下のようなもの
・ブキ相性
・生存人数の確認
・塗り状況(MAP確認)
・相手の位置確認
・自分の位置バレ状況
・ビーコン有無(MAP確認)
・SPの溜まり具合の確認
・空のスパジャンを見て、敵の復帰場所を把握
・インクの音、潜伏の音 等…

・予測

状況把握を元に、相手の進路や行動を予測する(読む)。
状況把握の情報が少なかったり、間違っていると予測の精度も下がってしまいます。(状況把握大事!)

例えば以下のようなもの
 ・塗り状況を見て敵の進行方向を予測する
 ・段差上から敵が下りてくる進路を予測する
 ・打ち合い中、敵短射程が前に出てきそう
 ・潜伏中、塗り状況が悪く、動いたら相手2人にバレそう

・判断

予測を前提に、どのような行動を取るか判断します。

 ・塗り状況を見て敵の進行方向を予測する
  →進行方向にエイムを置く(偏差撃ち)

 ・段差上の敵が下りてくる進路を予測する
  →下りてくるところにエイムを向ける(置き撃ち)
 
 ・打ち合い中、敵短射程が前に出てきそう
  →引き撃ちする

 ・潜伏中、塗り状況が悪く、動いたら相手2人にバレそう
  →味方がくるまで潜伏する(不利なので対面しない)

◆判断とは言うけども、、、
状況把握と予測は比較的わかりやすいと思います。
一番難しいのが判断です。
「撃ち合う・ボム投げる・スパジャンする・潜伏する」等…できることが多すぎて何をしたらいいかわからないよ~となると思います。
皆さんご存じの通り、スプラトゥーンは展開が非常に速いゲームです。その場で深く考えている暇はありません。
ではスプラ力がある人たちは、どのように判断しているのでしょうか。

◆それは「セットプレイ」

「セットプレイ」という言葉をご存じでしょうか。
主に格ゲー界隈で使われてますが、簡単に言うと行動のパターン化です。
つまり、選択肢をその場で考えるのではなく、あらかじめ用意しておくという事。簡単な例でいえば、「キャンプには裏ボム狙うか横に回り込む」というようなことです。

特定の条件で行う行動を、あらかじめ決めておくことで、素早く行動できたり、ほかのこと(状況把握や立ち回り)に思考のリソースを割くことができます。このセットプレイの引き出しを多くすることが、対面力が上がるコツです。

■最後に

重要なのは、「○○(予測)」だから「××(判断)」するという事。
デスしたときに「自分より相手のエイムが良かった」と思い込んでませんか?デスの場面を見返して、

・状況把握ができてたか?何が足りなかったか?
・予測が当たったか?なぜ外れたか?
・判断はあっていたか?なぜ外れたか?

を考え、次に活かす事が成長するために大切なことです。

いかがでしたでしょうか。かなり抽象的な話になってしまったので、細かなところは別の記事で深堀していこうと思います。

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