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Recommend 10 NINJA BEATS ~6to10~

今回取り上げた「Ninja」という言葉はアフリカ系アメリカ人を指すスラング「Nigga」と語感が似ているためストリートでは日本人を指すスラングとして使われているらしい。

さて、前編ではヒップホップオンリーで紹介したので味変も兼ねて後編ではヒップホップ以外の曲も紹介していきます。

1.忍者(Patrick Brasca × MADREX Remix) / 周杰倫 Jay Chou

2001年に周杰倫 (Jay Chou)がリリースした『忍者 Ninja』をリミックスした一曲。『イチ・ニ・サン』や『ハイハイ。ワカリマシタ』など日本語のチョイスが独特。

周杰倫は台湾出身の歌手で台湾だけでなく中国や香港・マカオなどアジア全域で活動している。『忍者 Ninja』の他にも日本をテーマにした楽曲がありリリックに日本語が使われることもある。今回リミックスをしたPatrick Brascaも台湾出身であり、二人は映画『カンフー・パンダ 3』の主題歌『TRY』で共演している。

忍者 Ninja / 周杰倫 Jay Chou

リミックス元の楽曲「忍者」、書道・華道・忍者道を極める周杰倫は必見のMV

2. 我的新衣 My New Swag (Feat. Ty. & 王倩倩) / VAVA

 NINJA BEATSではないけど周杰倫関連で紹介したい中国のテイストが詰まった一曲。

VAVA(ヴァヴァ)は中国出身のラッパー。ダリみたいなヒゲの人はVaVaなので間違えないように。彼女は周杰倫がリリースした『雙截棍 Nunchucks』を聞いてHIPHOPは自由な表現ができると感じラッパーを目指すきっかけとなったそう。

MVのファッションだけだけでなくビートや途中に入る民謡が中国感を強く醸している。

3. Ninja Mode / sokodomo

ストリートファイターのごとく、更に強いNINJA BEATSに出会いたいなと思いdigっていたら出会った一曲。

sokodomoは韓国で放送された番組「高等ラッパー 3」に出場し Mirror / sokodomo × untell にて高校生とは思えないスキルを披露した。

4.Ninja / reko

rekoって何者なのでしょうか。検索に検索を重ねたんですけど詳細わからずなので、友達だよみたいな人いたら教えて欲しいです。

とりあえずこの曲はApple Musicで偶然見つけたんだけど、アルバムがJ-popにジャンル分けされていたんだけどJ-popの新しい形ってことなのかな。

アルバム『Japan Times』はタイトルから分かるように日本をテーマにした作品となっており、『Ninja』以外にも『Katana』や『Kunoichi』、『Toukyou』など日本語をローマ字にしたトラック名が面白い。


5.Shurkn Pap / Shurkn Pap

忍者の武器といえばクナイかShurkn(手裏剣)でしょう。ということでShurkn Papの自己紹介的一曲をチョイス。

Shurkn Pap(シュリケン パップ)は97年生まれ、兵庫県姫路市出身。幼馴染みたちと「MaisonDe」を結成。しばらくDJとして活動し、2017年に本格的に自分で曲を作るようになりラップを始めるようになった。2018年にファーストEP『Various』をリリースした。彼は地元である姫路に対する愛情に溢れており、度々リリックの中に「姫路」が登場している。

2020年3月にリリースされたEP『WHERE IS THE LOVE?』も是非チェックしてみて下さい。

番外編. Ninja / Europe

最後にハードな忍者を紹介。

Europe(ヨーロッパ)はスウェーデン出身の現在5人組ハードロックバンドである。1979年から活動しており、1992年に活動休止。その後2003年に活動を再開した。1983年のデビューアルバム『EUROPE』は日本で人気となり話題を呼んでいた。

今回紹介する『Ninja』は1986年にリリースされた3作目となるアルバム『The Final Countdouwn』に収録されており、「Ninja」のクールさとともに哀愁を感じる仕上がりとなっている。

「Ninja survive」と現代における忍者の存在をほのめかす内容となっている。


探してみると様々なジャンルの音楽の中で「忍者」が登場しており、「忍者」をかっこいいと思う気持ちは万国共通なんだなと思いました。

次は「侍 Beats」でも掘ってみようかな。〜終〜

一縷の希望