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6/30~ 最近見たもの聞いたもの

ヨーロッパから帰ってきて体調崩したりしたら半月経っていた。
一週間ごとに区切る必要ないかもな。
次回停滞したら考えよう。

このnoteには以下のコンテンツのネタバレが含まれるかもしれません。


絵に描いた餅を描いた餅

パリのドミトリーで読んで泣いていた。大好きだこの読切。何回読んでも良い。

上のツイートに使われている、独りで泣いているコマとか好きだ。
このコマみたいに、絵だけで音を伝えることだってできるんだよな。マンガって。むしろ擬音を使わない方が効果的なときだってある。このコマなんかまさにそうだと思う。擬音を描かないことで、読者の想像の中で一番適した形の音が自動的に当てはめられる。
じゃあなんでマンガに擬音を使う必要があるのかといえば、読者の想像の外にある形を持ってこれるからだと思う。マンガの擬音には形がある。読者には作り出すことができない(かもしれない)形をそのまま見せてくれる。

マンガが小説と異なっている点といえば、作者があらかじめ絵をつけていることで、それこそ読者の想像の外にある絵面を見せつけることができるという部分が大きいと思っている。擬音もそうなんじゃないだろうか。

チェンソーマンのチェンソーの音ひとつとったって、ただチェンソーマンの絵だけ見て脳内に流れる音と、あの「ヴヴヴヴヴ」を見て脳内に流れる音では全然違う音になるだろうと思う。
マンガに音はついていないが、擬音を描くことによって想像の外にある音を聴かせてくれる。
擬音ってすごいぜ。

ということに気づかせてくれつつ、やっぱりこのマンガは擬音を描かないコマも上手い。
最後の見開き、とても強い音が聴こえてくる。

アイドルマスター シャイニーカラーズ 事務的光空記録

番外編。3ページでも濃い〜。

PRチャレンジと銘打って2人で出てきて、1人が歌って1人が眺めてるだけなのちょっと面白い。

あー、ジムシャニ、半端なところで終わらずにじっくり描いてほしいよ。
こんなにも強力に反発する感情をぶつけてぶつけられてるルカとにちかの関係が明確に変化するまで。ねえ。

そのためにはそんなシーンをまずゲームの方で描いていただかなければならないわけですが、どうなんですか。

描き切る覚悟はあるのか。

きゅびびびびずむ

おもしれー。ここまでのニディガ関連曲で一番好きだな。

そもそも音MADみたいなゴチャゴチャした音源が好きというのがある。
ループしたり速度に変化がついたりして原曲より1分近く長くなってるの面白い。

綺麗なものより歪なものの方が見ていて面白いよな。

ちょうどピカソとかのキュビズムの絵を生で色々見たタイミングで聴けたのも個人的に嬉しかったな。

あゎ菜ちゃんは今日もしあわせ

読んでると心がゾワゾワする。
俺ってこれを面白がって読んでいいのかな。怖いよ。

幸せを見出させてくれる美しいマンガなのかもしれないとも思う。
描き方は離れているが、「ご飯は私を裏切らない」と近い位置にあるかもしれない。

「インスタントラーメンにサラダ油をたくさん入れると お店のラーメンとまっったくおんなじ味だよ」←そんなわけなくない!?
試してみようかな。

単行本出たら買いたい。本棚にこのマンガがあってほしい。