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1/7〜最近見たもの聞いたもの

これがかなり面白かった。


このnoteには以下のコンテンツのネタバレが含まれるかもしれません。



ゴジラ-1.0

艦これやってた時の記憶が呼び起こされたりしていた。始まってすぐ、敷島の胸元のワッペンに「六〇一空」って書いてあって知ってる知ってる!ってなった。
高雄、雪風、響、震電とか。震電かっこよかったね。

深海魚が浮いてくる描写、何?と思っていたが、ゴジラを倒す方法につながっていたのでなんか感心した。

高雄登場前あたりのゴジラのテーマが流れているところ、怖かったな。

安藤サクラ演じる隣のおばちゃんがすごく良かったね。
面倒ごとを持ち込まないでよと言いながら、自分も子供を失った身だから見過ごすことなんてできなくて。あの人がいたから救われた部分ってめちゃくちゃあると思う。

「俺の戦争が終わってないんです」っていうセリフが一番印象に残った。こういうことってある。あるかも。今全然具体例が出てこないけどあると思う。
世間的には終わったとされているけれど、自分にとっては終わってない。
そうなると世間にとっても終わってないもの以上に、自分の中の焦りとか、焦燥感みたいなものはどんどん膨らんでいく。
周りの人たちの中では戦争は終わっていて、進駐軍がいたりして戦争より前の生活に戻るなんてのには程遠いけどそれでも前を向いていて、次の生活を頑張って始めようとしていて、苦しいけどなんとかやっていこうとしていて。
一方自分はそこにすらたどり着けていない。まだ戦争が過去になってない。
それはもう別世界の住人たちに囲まれているように思えてしまうかもしれない。どれだけ仲良くなることができても、どこか断絶を感じてしまう。

最後のゴジラに突っ込むところ、僕はシキシマが本当に死んでしまうような気がしていた。そうすれば全部に決着をつけてしまえるし。
でも生きて帰って来た。戦いを一つきっぱりと終わらせた上で、次の戦いへ駒を進めることを選んだ。
すごいよ。

崩れゆくゴジラを囲む搭乗員たちが敬礼する姿。
決着をつけたシキシマへの敬礼だろうとわかりつつ、ゴジラへの敬意にも見えた。
もしかしたらゴジラと戦った彼らにはシキシマと同じようにゴジラが戦争の残滓に見えたのかもしれないし、どこか神性を感じたのかもしれない。と思った。


映画の内容とは関係ないんだけど、見る時にメモを持ち込んでみた。
今までは「メモなんて書くくらいなら画面に集中したほうがいいだろ」と思っていた。
しかし自分はいつも「今のシーン良かったな!覚えておきたいな」→「あれ、さっき覚えておきたいと思ったのってなんだっけ。うーんと、えーっと」となってしまい結局目の前の画面に集中できていないことが度々あるので、思い切ってメモを取ることにした。
これが存外良かった。メモを書いてしまえば一旦忘れてしまってもいいので、その瞬間瞬間の目の前の画面に集中できる。
ただ、このnoteを書いたりするにあたってそのメモが役に立っているかというと怪しい。
いいんだ。あくまで余計なこと考えずに映画を楽しむためのメモだから。


シャニアニ第3章

『くもりガラスの銀曜日』を読んだばかりだったので、「ドーダンじゃん!知ってる知ってる!」となった。
いっさい手をつけられていないあんみつが気になってしまった。歌詞の話をしたいのもわかるけど、あんみつ来てるんだから食べようよ。

はづきさんの恋鐘へのアドバイスすごかったな。感覚派の恋鐘を一発で納得させられるアドバイスを出す事務員。はづきさん、何者?

イルミネが収録する前の、防音室の音の感じが良かったな。そこから歌に入るところの静けさも。

9話のエンディングの入りがすごいな〜と思った。

急に米の視点になったところ面白かったな。アイドルに炊かれる米の視点。庵野秀明のラブ&ポップみたいなカメラワークだ。
手持ち花火の色がそれぞれのメンバーカラーになっていることになぜか感動していた。

果穂のダンス、でか。

今作で登場した4ユニットのうち最後に結成したのはイルミネーションスターズだけど、最初に結成したのはどこなんだろう。
やっぱりアンティーカなのかな。
天井社長の過去の実績が一応あるとはいえ、まだ誰も所属していないアイドル事務所の初期メンバーになるのって怖すぎる。
最初に283所属になったのも誰なんだろう。恋鐘は初期メンっぽい。

ライブシーンの、アイドルたちのダンスの合間合間にそれまでにあった出来事のシーンが挿入される演出を見ながら「ああ、アイマスのライブってこうだよな」と思っていた。
俺たちは彼女たちがどんな道筋をたどってこのステージにたどり着いたかを知っているし、それを知っているからこそステージ上のパフォーマンスから見えるものはステージ上のパフォーマンスのみに留まらないのだ。
その後ろにあったたくさんのシーン(瞬間)が歌やダンスと一緒に入ってくる。

甜花ちゃんが泣いちゃうところ、俺も泣いちゃった。
ぐしょぐしょに泣いてしまって、ぼやけた視界で次の放クラのパフォーマンスを見ていた。

現実のシャニマスのライブではアンコールのところでゲーム情報とか流したりしてるけど、この作中のライブではアンティーカが衣装替えしてる間どうやって繋いでいたんだろう。
なんかタイアップの宣伝映像とか流したりしてたのかな。

ゲームのシナリオの一つである感謝祭では社長が合同ライブで一番良かったユニットをMVPとして発表するのだが、もし俺が社長だったらMVPなんて決められない。
「全員MVP!以上!」で終わらせてしまう。
だって全員良かったしさ。

エンドロールのさ、アイドルになる前の彼女たちとアイドルになった彼女たちを交互に映していくところ、良かったな。

観た時に書いたメモに「拍手だけさせてくれ」って書いてあった。
あと「ノクチルも!?」って書いてあった。
ストレイライトとノクチルが出てくる二期、頼むよ。


#成人式行かなかった人へ / 天竜川ナコン

天竜川ナコンの動画大好き!

今って成人式に行かなかった人の割合どのくらいなんだろう。
インターネットに浸かってる自分の観測範囲では行かなかった人もそこそこいるように感じられるけど。
でもそこそこ居ようが行った側の人間と違って行かなかった側の人間に連帯感とかは無いしな。
行った側の人たちは"行った側の人たち"だけど、行かなかった側は"行かなかった人A" "行かなかった人B" "行かなかった人C"……でしかない。だからなんか、寂しい劣等感が残り続けている。

かくいう僕も行かなかった側の人だ。
当時は徒歩日本一周をしていた。とはいえ正月は旅を中断して実家に帰っていたので成人式にも出ようと思えば出られた。
でもなんか行きたくなくて、成人式より前に旅を再開した。
成人式当日は群馬の山中を歩いていた。友人からLINEが来た。

徒歩日本一周なんてことをしていながら、人と違うことが恥ずかしかったように思う。
大学生になったり就職したりした同級生たちに、奇異の目で見られることが嫌だったような気がする。
「会いたいと思った奴には後日個々人で会えばいいし」と自分に言い聞かせた。結局、後日個々人で会ったりもしてない。

今度の3月で25歳になるが、未だ大人というものになった気がしない。実家暮らしだし、バイトだし。役者の卵みたいなのをやってるけどそれで食っていけるようなビジョンなんて今のところ全然見えないし。

"ちゃんとした大人"という生き物には一生なれない気がする。
天竜川ナコンも"ちゃんとした大人"かというと怪しい。だけど、だから、見ているとちょっと勇気がもらえる。
"ちゃんとした大人"になれなくても、こんな感じの人とかになるのも良いかもなと思う。

この動画、一応案件動画だからキリンビールにモザイクかかってんのちょっと面白い。

天竜川ナコンの歌も好きだ。
『俺ならできるし、ここまでやってきてる』と、天竜川ナコンと一緒なら自分に歌いかけることができる。


本が読めない編集部員とアニメーション映画『銀河鉄道の夜』を観る日

ますむらひろしのマンガ好きだし宮沢賢治も好きなのでそのうち見ようとずっと思っている映画だがまだ見れていない。

みくのしんさんと一緒になんか見るのって楽しそ〜。
みくのしんさんの見方の良いところは「中の視点」で見れるところだよな、と思う。物語を俯瞰して見るんじゃなくて、物語の中に入って見てる。
だからすごく疲れちゃうのかなとも思うけど。

「おれが友達になるから……!!!!」って言えるの、かなりかっこいい。
みくのしんが友達になってくれたら、すごく安心するだろうな。


理解らせ橋 / ひがしやしき

長州小力のこと小力長州って言ってる人初めて見た。


ベアゲルター / 沙村広明

7巻が出た。強い女がたくさん出てくるマンガ。
カヤさんの戦い方かっこいいな。ピョンピョン飛び跳ねるだけといえばそうだけど、武器を振り抜かれる前に跳び消えるところとかめちゃくちゃかっこいい。
フラヴィの戦闘ビジュめちゃめちゃ好きだな。キル・ビルの眼帯ナースとかさ、異様で、スタイリッシュで、スマートな殺し屋みたいなやつ好きなんだよ。

そこまで関係のない話なんだけど、僕の父方の祖父は物書きだったらしく、詩とかエッセイとか小説を書いていたらしい。父が幼い頃に亡くなっている人だし、作品も中国語で書かれていたりするので読んだことないんだけど。
最近、その祖父の研究者だという人に母と一緒に会った。日本の大学で僕の祖父の文学を研究してる人がいたのだ。
その人と話している中で「彼の作品の中には、強い女性がよく出てくるんですよ」という話を聞いて声を出して笑ってしまった。
会ったこともないおじいちゃん、僕も強い女性の出てくる物語が好きです。


Beyond the Sequence / 星野源

このツイートを見かけて「ふーん、聞いてみよ」と思って聞いた。

これ。
駅から家までの帰り道に再生して、「あー、確かに良い曲っスね〜」と思いながら歩いていた。

もうすぐ家に着くぞーという頃に『Beyond the Sequence』が流れ始め、「!?なんか始まったぞ!?」となった。俺はこういうイントロに弱いのだ。
家の目の前まで来たが曲を聴くために一旦通り過ぎた。家に入るという行為は時間を途切れさせてしまうから。

インスト曲だった。星野源ってインストも出すんだ。
なんか深く染み入ってしまった。俺はこういう曲に弱いのだ。
なんだ。なんつーか、この、ビヨビヨっていう音、好きだな。

「うわーっ!良い曲聴いたなーっ!」と思いながら帰宅した。


献立と生活 / アイドル現場レポ日記

新作じゃ〜ん。
俺も恋鐘が料理する動画見たいよ。見せてよ。
283プロダクションさん、よろしくお願いします。


モテる友人を持ったわたしのあまりに単純なミス / 古賀及子

古賀さんの文章っていいな〜。俺、こんな文章が書けるようになりてえ。


大丈夫倶楽部 / 井上まい

好きだったマンガ。最終回だった。終わっちゃった〜。
終わり方も良かったな〜。
大丈夫倶楽部のおかげで、自分の大丈夫への意識がしっかりできてきている気がする。ありがとう、大丈夫倶楽部。
大丈夫倶楽部の翠ちゃん好き。

かまみく、ながみく

え!?動画だ。

ながみくが終わってしまうのがどこか寂しくもあるが、かまみくが復活するのはやっぱり嬉しい。
一日遊んだことをすっげ〜事細かに長い時間をかけて話すこの感じ。これこれ!
かまど・みくのしんの掛け合いってやっぱ面白いな〜、という再認識。

長イキアキヒコに関してももう無視できない存在にはなってしまったので何かしらで声を聞けたりするといいな。