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Strike While The iRon is Hot

難しく考え出すと 結局全てが嫌になって
そっとそっと 逃げ出したくなるけど
高ければ高い壁の方が
登った時気持ちいいもんな
まだ限界だなんて認めちゃいないさ
-Mr.Children 『終わりなき旅』-

今月は既に1つnoteの記事を更新していたので、次は年末あたりになるだろうと予測していたけど、この一週間は中々の領域展開……もとい、【胸熱展開】だったのでここに書き記しておきたくなった。(ちなみに『呪術廻戦』はコミック0〜2巻までしか読んでいない)。得手不得手かは度外視して、酒を飲んでいい感じに酔った時のカラオケみたいに、休日の朝にコーヒーを啜りながらぼんやり文章を書くことが好きなので、心が大きく揺れ動いた出来事があったら『鉄は熱いうちに打て』『コーヒーは熱いうちに飲め』の精神で想いを綴るしかないと。

今週は特に高まる瞬間、ある意味『人生のターニングポイント』とも呼べるべき事が多かったなぁ。先ずは11月12日、念願のiMacが届く。先日4年ぶりにiPhoneを機種変更したと同時にクレジットカードをゴールドカードにランクアップしたので、届いて間も無くネットのApple Storeで購入。何度も何度もYouTubeやらで調べ倒してメモリを16GB、ストレージを1TBにカスタムしたiMacを購入。電気店ではここまでのカスタムは出来ないし店舗に行くのも契約も時間がかかる。都内のApple Store店舗にしても週末の予約が全く取れないのでやむなくネット購入になったわけだが、結果的にスピィーディーな流れで助かった。こう小さな画面の中で数分親指をポチポチしただけで数十万の買い物をした事に言いようのない興奮を覚えたり。先の退職代行もそうだけど、もうこれからは重要な契約も対面せず、時間をかけず行えるのが主流になっていくんだろうなと。AmazonやUber Eatsのように気楽にね。そのうち車もこんな感じで買えるようになるのかなぁ。。。

そして予定されていた配送期間から大幅に前倒しで僅か6日後に到着。すぐさま部屋の掃除やらパソコン用の台を購入やら下準備の後、翌日に御茶ノ水へ出向きオーディオインターフェースを購入。諸々設置が終わると、ようやくここに辿り着いたと実感。ほんとはこの作業を2年前にするつもりだったのに、色んなモノに阻害されてきたから。今はまだ一つの山に登頂した安堵があるが、ここは単なる通過点にすぎなく、またすぐに次の山に登るためのスタートラインに立たねばならない。色々調べてたら未知の領域すぎて脳内のコードがこんがらがってくる。ここからは酸素の薄い気の遠くなる作業になるだろうな。もういっそ全て捨てて逃げ出してもやめようか…なんて考えもよぎるが、それをしてたら今後の人生ずっとこれまでと同じだ。そう言い聞かせて地道にやり続けるよ。

そう、それで日曜に機材さがしに御茶ノ水に行ったんやけど、その前のランチ。これがまだ超絶胸熱展開だった。久々の時間も気にしない、重要なライブイベントもない都内だったので、今回はゆっくり落ち着ける場所でランチがしないなぁと考えていたところ、そうだ元ラストアイドルの安田愛里ちゃんがオープンした『安田食堂』行こう!となり、事前に予約して12時に入店。すると店長でもある愛里ちゃん本人がお出迎え&対応してくれた。「(うわ、安田愛里ちゃんや!本物や!)」と緊張しているのを悟られないように会話をするが、もはやこれが現実なのかも分からないでいる。夢の中にいるかのような感覚。たしか質問されて「ラストアイドル初回から観てました」とか、「ラストライブも行きました」とか、「茨城から来てます」とかつとめて冷静な口調で話したが、相当に浮き足立っていたね。

それから料理できるまで、
「ご飯もうちょっとで炊けるからね」
「発酵玄米がいい?」
「魚とか普段食べないでしょ?」とか、何気ない会話のやり取りをして。それはまるで仕事後に帰宅し、奥さんが作ってくれる状況みたいに。おいおい、なんて夢見心地なんだ。そういや大抵アイドルの握手会やイベント特典会なんかは数秒しかないから予めネタを仕込むなりトーク内容を固めていくけど本人を目の前にすると緊張して「応援してます!頑張ってください!」とかになって、『(いやお前がもっと頑張れよ!)』的な状態になるんやけど、そこにずっといて日常会話をしている。これだ、これだよ。俺がずっと求めていたもの。これが究極なんよ。ステレオタイプな声掛けなんてなんの意味もない。ちゃんとその人を感じられて、幸せなやりとりできればいいんだ。

実は愛里ちゃんと話すのは初めてだったけど(ラスアイではほのぴー(西村歩乃果)とだけ話したことがある)、テレビで見ていたあの独特のふにゃっとした雰囲気を直に受けて感動したし、総じて綿毛に包まれているかのような極上の居心地。もう自分でも何と形容して良いのか見失っているが、間違いなく今年イチの心地よさなのは確か。ここ最近はアイドルとはある一定の距離を保っているからか、対面して話すときはドライサウナの中みたいに口がカラッカラに渇いて声が上擦ってしまうんやけど、その症状は不思議と1ミリもなく、それでいて緊張しているという水風呂後の外気浴のような。そうか、あれはサウナルーティンのような状況だったんか。そりや休まるわ。

それでね、定食を配膳された時に愛里ちゃんの手が少し荒れてたのが目に入ったのね。イメージではラスアイの美容番長だったから驚いてしまって。嗚呼、この店をオープンさせるために苦労して、ずっと休みなしで働いて、今日も仕込みやら洗い物やらで…と思うと胸にグサっときて少し泣けてきて。だからミーハー心でふらっと来てしまった自分を恥じるとともに、ちゃんとこの膳を美味しく有難くいただこうと。愛里ちゃんの想いが詰まったヤスダ定食、素晴らしかった。来店対応、食事、お見送りまで完璧すぎた。また近くに訪れる際には必ず寄ろうかと。こういう時はけっこう社交辞令的に振る舞うことが多いけど、シンプルに気に入ってしまったのであの場限りで終わりたくない。あぁ、こんなならもっとラスアイのイベント通いたかったなと、この約3年の社会的状況を呪うばかりだ。

そして何より語るべきはサッカーカタールW杯。やってくれたね、我が日本代表がドイツ代表に2-1の逆転勝利。もう最高の一言。これほどサッカーを見続けてよかったと思ったことは他にないね。なんだろう、ロシアW杯の敗戦、所謂【ロストフの悲劇】からの4年間というよりは、自分がリアタイでW杯を見ていた日韓の2002年から続いてるように思う。あれから幾度となく挑戦と失敗を繰り返してたどり着いた勝利かのような。すべて繋がっている、着々と日本サッカーは進化していると実感できた。奇跡ではなく、軌跡。信じたみんなの願いが報われた瞬間。泣いたよね、思わず。そりゃ泣くよな。

特に森保監督の功績がデカい。ここ最近は『大迫、柴崎、長友不要』とか、『森保無能』など数多の批判もあったけど、それを乗り越えてよくやってくれた。正直僕自身も素人目ながら選手起用やらで疑問もあったけど(原口、旗手、古橋を見たかった)、信念を押し通し、結果で黙らせてくれた。これはもう全国民土下座案件でしょう。あん時は、ほんますいませんでした!とね。それと、ありがとうもか。

ただ、こんなところで満足してる場合ではい。次のコスタリカ戦に勝利して、スペイン戦も善戦しないことには。ここで失速して連敗してたら意味がない。ウソのようにコスタリカに大敗は避けたい。まるでオールスター感謝祭のミニマラソンでロケットスタートしたかと思えば周回遅れになるクロちゃん状態かと。ベスト8以上という結果を出し歴史を塗り替えて、まだ見ぬ景色を今回こそ見せてくれるでしょう。このメンバーなら、きっとやってくれると信じている。やってやろうぜ、日本!!

そんなこんな自分的には珍しく高いテンションを保ったままの1週間だったな。大抵仕事前の朝なんかは「クッソだるっ!」とつぶやくことから始まってたのに。ここ数年を振り返っても滅多にない事だな。ここを頂点に下り続ける日々にならないようにしないとな。他人依存するだけでなく自分自身の活動でも見たい景色があるし、高い山だらけでも登り続けていかないと。俺もこんなところでは終われない。今年も残り1ヶ月ちょいだけど、悔いのないようにやってやろう。ではまた。

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